過去ログ - 一方通行「いい子にしてたかァ?」2
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103: ◆d85emWeMgI[saga]
2011/03/20(日) 18:37:29.91 ID:2XuDSNck0



堂々と六限目の授業からホームルームまで寝て過ごした剛毅な友人を起こすと、彼女と連れだって教室を出た。
普段はそのままオープンカフェに行ってみたり、カラオケに行ったり、セブンスミストに行ってみたりするのだが、今日は彼女曰く保護者が迎えに来るらしい。
以下略



104: ◆d85emWeMgI[saga]
2011/03/20(日) 18:39:03.30 ID:2XuDSNck0



「ねぇ、あの人誰だろ?」
「バンドの人じゃない?」
以下略



105: ◆d85emWeMgI[saga]
2011/03/20(日) 18:39:46.43 ID:2XuDSNck0


「何モタモタしてやがンだよクソガキ」
「そっちこそ何してるの。学校の前にまで車で来ないでよ、恥ずかしいって」
「ウルセェ。黄泉川から聞いてなかったのか?このまま保育園に行くかから車の方が早ェンだよ」
以下略



106: ◆d85emWeMgI[saga]
2011/03/20(日) 18:40:50.66 ID:2XuDSNck0


                    ◇


以下略



107: ◆d85emWeMgI[saga]
2011/03/20(日) 18:42:23.51 ID:2XuDSNck0


今更それが番外個体と一緒に吐いていた嘘でした、なんて言えるはずがない。
そもそも、最初は些細な嘘だった。
彼氏とか出来たのかァ?という何気ない彼の質問にカチンと来た打ち止めが思わず「うん、とってもラブラブ」と言ってしまったのが発端であった。
以下略



108: ◆d85emWeMgI[saga]
2011/03/20(日) 18:43:18.27 ID:2XuDSNck0


「で、未だにあの馬鹿は夜遊びばっかしてやがンのかァ…?」


以下略



109: ◆d85emWeMgI[saga]
2011/03/20(日) 18:44:00.18 ID:2XuDSNck0

「ン?」
「え、い、いや、関係者だってアピールしておかないとって、それだけだから!」
「ふゥ〜ん。一瞬クソガキ時代が懐かしくなって甘えてきやがったのかと思ったぜ?」

以下略



110: ◆d85emWeMgI[saga]
2011/03/20(日) 18:52:08.01 ID:2XuDSNck0





以下略



111: ◆d85emWeMgI[saga]
2011/03/20(日) 18:52:59.38 ID:2XuDSNck0



何処の妹が呟いたのか、或いは共通の意識としてなのかわからない。
17歳になった打ち止めは、あの頃よりほんの少しくらいは大人になったからこそわかる。
以下略



112: ◆d85emWeMgI[saga]
2011/03/20(日) 18:56:24.78 ID:2XuDSNck0


一方通行は、自分や番外個体が彼に縛り付けられるのを嫌っている。
大切にするという気持ちはきっと変わっていない。それはよくわかっている。けれども、その質は変わっている。
腕の中に閉じ込めて離さない。転びそうになれば直ぐに抱きとめて、躓く小石があれば事前に払いのけるような優しさ。
以下略



113: ◆d85emWeMgI[saga]
2011/03/20(日) 18:57:19.14 ID:2XuDSNck0
投下終了〜まだまだ打ち止めのお話続きます。それでは ノシ


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