過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」<br>
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863
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◆v2TDmACLlM
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2011/08/29(月) 00:58:24.51 ID:Jq0MGcRl0
沈黙が包み込むその小さな個室に、機械的な電子音だけが小さく鳴り響いていた。
上条「なんで、吹寄にあんなもん渡した」
以下略
864
:
◆v2TDmACLlM
[saga]
2011/08/29(月) 00:59:00.96 ID:Jq0MGcRl0
上条「テメェっ!!!」
怒号、呆然と立ち尽くす浜面の胸ぐらが、引き寄せられる。
以下略
865
:
◆v2TDmACLlM
[saga]
2011/08/29(月) 00:59:38.42 ID:Jq0MGcRl0
掴まれた手を、振り払う。
勢いに任せ押しのけた上条の体は揺れ、ベッドのそばにある棚にぶつかる。
ガッシャーン、と陶器の割れる音。花瓶が落ちた音だった。
以下略
866
:
◆v2TDmACLlM
[saga]
2011/08/29(月) 01:00:28.40 ID:Jq0MGcRl0
浜面「ちくしょう……ちくしょう!!」
どこをどう走っているのか、全く分からなかった。
以下略
867
:
◆v2TDmACLlM
[saga]
2011/08/29(月) 01:01:07.29 ID:Jq0MGcRl0
どうしてここまで取り返しのつかない事になった
どうしてこんなにも全てが裏目にでた。
以下略
868
:
◆v2TDmACLlM
[saga]
2011/08/29(月) 01:01:44.86 ID:Jq0MGcRl0
全部一人の少女を助ける為だったのに
浜面「ちがう」
以下略
869
:
◆v2TDmACLlM
[saga]
2011/08/29(月) 01:02:19.76 ID:Jq0MGcRl0
浜面「くそ……くそぉ」
以下略
870
:
◆v2TDmACLlM
[saga]
2011/08/29(月) 01:03:09.11 ID:Jq0MGcRl0
浜面「…………」
気付けば、そこは屋上だった。日は照っていて風はなく、無風。
以下略
871
:
◆v2TDmACLlM
[saga]
2011/08/29(月) 01:03:57.40 ID:Jq0MGcRl0
浜面「……インデックスを、助けたかった」
上条「インデックス……?」
以下略
872
:
◆v2TDmACLlM
[saga]
2011/08/29(月) 01:05:01.00 ID:Jq0MGcRl0
つぶやきが、頬の痛みが、今の今まで溜め込んだ何かが、燃料となって燃え広がる。
浜面「テメェに何が分かるんだよッ!! あぁッ!? 何も知らねぇだろうが!!
以下略
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