過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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404: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/04/23(土) 20:04:43.44 ID:6fU7aQkz0


渋々頷いた番外個体。道から逸れて少し歩いた先にお手洗いの看板がある。
モゾモゾする打ち止めの手を引き、一旦一方通行と別れた番外個体は案内板に従う。

以下略



405: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/04/23(土) 20:06:02.93 ID:6fU7aQkz0


視界に映る人々の顔は、どれも今この時をとても楽しんでいるように感じた。

同時に、こんな空間の中心に自分も混じっているのが何とも不思議な気分だ。
以下略



406: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/04/23(土) 20:08:26.02 ID:6fU7aQkz0


(しっかし遅ェなあいつら。このままだとひと眠りしちまいそォだ……)


以下略



407: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/04/23(土) 20:10:26.07 ID:6fU7aQkz0


「場違いにも程があるんじゃない? 仮にも怪物の最高峰にランクされてる分際で、一般大衆の
 真っ只中に溶け込もうなんてさぁ」

以下略



408: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/04/23(土) 20:12:32.06 ID:6fU7aQkz0


「こンな大っぴらな場所にまで侵攻してくるその無鉄砲ぶり……。そォか、オマエが『新入生』
 ってヤツかよ」

以下略



409: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/04/23(土) 20:15:16.63 ID:6fU7aQkz0


「誤解してるんなら教えてやってもいいけど」

遮る勢いで言葉が割り込まれてきた。
以下略



410: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/04/23(土) 20:16:16.28 ID:6fU7aQkz0


「人の話はよく聞いておくンだな。どォいうつもりだろォが、オマエに理解できるよォな本論じゃ
 ねェンだよ。俺自身だけが意識できてりゃあそれで充分事は足りる」

以下略



411: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/04/23(土) 20:17:52.70 ID:6fU7aQkz0


一方通行は無表情でこれを聞き入れる。どのような感想を心中に抱いているのかは、残念ながら
窺えそうになかった。

以下略



412: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/04/23(土) 20:19:06.54 ID:6fU7aQkz0


どこまでも調子に乱れがない辺り、どうやら本心のようだ。

そう判断した一方通行だが、そこでふと壁の時計に目を遣る。
以下略



413: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/04/23(土) 20:20:11.66 ID:6fU7aQkz0




「なんせ、ようやく直々に勅令が下りたんだ………。“見物も無しだなンてつまンねェだろォ?”」
以下略



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