過去ログ - フィアンマ「これがあの男が命を懸けて救った世界、か」
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2011/10/04(火) 00:53:22.62 ID:VeVfGtm4o
捨てられないものがある。
譲れないものとも言い換えられる。それを彼は決して手放すことが出来ない。
理屈では、頭の中では手放した方が楽なのだと解っている。
以下略
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2011/10/04(火) 00:56:45.20 ID:VeVfGtm4o
「それで」
戦場の中央――両陣営を分ける境界に降り立ったフィアンマは、両者を見比べて言う。
以下略
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2011/10/04(火) 01:00:15.19 ID:VeVfGtm4o
カーテナ=レプリカを地面に向けて振るう。
高次元が切断され、一瞬遅れて生じるのは白い残骸物質。
僅かに傾斜をつけて扇状に発生したそれは殆どが地面に埋まり、地上に出ているのは端だけだ。
それを、フィアンマは勢い良く踏みつける。
以下略
258
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2011/10/04(火) 01:04:25.54 ID:VeVfGtm4o
有り体に言ってしまえば、ぼろい家だった。
いつからそこに建っているのか、嵐でも来たら一発で崩れそうな家。
以下略
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[sage saga]
2011/10/04(火) 01:08:34.47 ID:VeVfGtm4o
『薄明かり』
古くはイギリスで発足した、『黄金』系の流れを汲む魔術結社。
とはいっても、その色に強く染まっていたのはごく一時期。
以下略
260
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2011/10/04(火) 01:11:14.36 ID:VeVfGtm4o
「使う術式の関係もあって、長らくこの地に根を張って活動してる」
「随分としみったれた魔術結社だな」
以下略
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2011/10/04(火) 01:13:29.91 ID:VeVfGtm4o
「生憎と、集落の皆は連中を受け入れようとしている。そもそも拒む理由に乏しいから、当然そうなる」
「本当に、相手が悪いとしか言いようが無いな」
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(福岡県)
[sage saga]
2011/10/04(火) 01:15:03.69 ID:VeVfGtm4o
「それで、先のような抗争になっていたわけか」
「といっても、こっちから仕掛けたわけじゃないぞ。あくまで退かないというスタンスを見せただけだ」
以下略
263
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2011/10/04(火) 01:18:07.89 ID:VeVfGtm4o
「先客か」
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2011/10/04(火) 01:20:58.47 ID:VeVfGtm4o
「やっぱ、後悔してるんだな」
「……」
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[sage saga]
2011/10/04(火) 01:24:09.29 ID:VeVfGtm4o
昔の昔、イギリスにいくらかの魔術師達がいました。
彼らは各々何かを願い、それを叶える為に魔術を学び、共に歩んでいた集団でした。
以下略
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