過去ログ - 美琴「私が一万人以上殺した、殺人者でも?」
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406:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/01(日) 00:46:01.86 ID:j3QG2qEvo

「ひょっとして私を追っ手から逃がしたり匿ったりしてるのも、下心アリアリでやってんじゃないでしょうね……?」

 ジロリ、と上条をジト目で睨みつける美琴だが、その頬の辺りはほんのり赤く染まっていた。万一それに気付いていればその後の上条の運命は変わっていたのだろうか?

以下略



407:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/01(日) 00:48:03.15 ID:j3QG2qEvo

「ねえアンタ」

 はい、と上条は自分が呼ばれたっぽいのでとりあえず返事をしてみる。
 とてつもなく不幸な予感がした。
以下略



408:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/01(日) 00:51:51.33 ID:j3QG2qEvo
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以下略



409:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/01(日) 00:53:45.52 ID:j3QG2qEvo

(――それが、何になるって言うんだよ……)

 分かっている、全てが解決したら、美琴は元の生活に戻る為ロンドンを去り、学園都市へ帰る。
 このまま解決しなかったら、とか学園都市全てが美琴の敵だったら、とか想像しないでもないが、それは美琴にとっての不幸で、その事態に陥らないように協力する事こそが上条の本意だ。
以下略



410:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/01(日) 00:57:15.35 ID:j3QG2qEvo

「あれ?」


 と、不意に違和感を感じて思考を止める。
以下略



411:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/01(日) 00:58:42.87 ID:j3QG2qEvo
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以下略



412:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/01(日) 01:03:16.31 ID:j3QG2qEvo
                   パーソナル・リアリティ
(精神が不安定になって……”自分だけの現実”が、揺らいでいる、とか?)

 思えば、あの操車場で気を失ってからの記憶は無く、気が付けば見知らぬ土地の見知らぬ街角に放り出されていた。
 焦って辺りを窺い、そこが学園都市でも、日本でさえも無く、遥か海外のイギリス、ロンドンである事が分かった時は、流石に言い知れぬ不安を覚えた。
以下略



413:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/01(日) 01:06:27.91 ID:j3QG2qEvo

 ちら、と隣の部屋の少年の顔を窺うと、なにやら難しい顔をして考え込んでいた。
 さっきまでしきりにこちらを気にしている素振りだったのに、今は完全に考えに没頭してこちらの様子に気を払っていないようだ。
 試しに、そっとソファーから立ち上がってみるも、気付く様子は無い。そろーっと一歩踏み出してみる、やはり気付かない。

以下略



414:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/01(日) 01:09:46.14 ID:j3QG2qEvo

 そっ、と扉の隙間から部屋を覗き見ると、上条はまだ何か考え込んでいた。その顔は痛ましく歪んでいる。
 彼にそんな顔をさせてしまっているのは、間違いなく自分だ。
 ならば、自分は少しでも彼に報いたい。報わなくてはならない。

以下略



415:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/05/01(日) 01:16:05.70 ID:j3QG2qEvo
以上でありますりらんか

基本一巻的なお話を書いてるつもりですが美琴さんは行動派ヒロインなんで色々と違った流れになったりもします
同じ舞台を用意してもそこに立つ人物が違えば結果が違って、
それが面白くなるのかつまんなくなるのかは結局は自分がどの程度手綱をコントロール出来るかなのかなぁとかなんとか
以下略



416:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2011/05/01(日) 01:22:02.72 ID:tc3e0gRE0
乙〜 美琴かわいいよ美琴


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