96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[saga]
2011/04/02(土) 21:08:15.70 ID:3VwabWPNo
吸血鬼「ここですか!」ガタンッ
獣王「魔王様っ!」
97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[saga]
2011/04/02(土) 21:08:49.58 ID:3VwabWPNo
少年「おい、少女っ。しっかりしろ!」ユサユサ
少女「……」ゴォォォォ
98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[saga]
2011/04/02(土) 21:09:16.19 ID:3VwabWPNo
少女「さっきの人、全人類統合連合って言ってたよね」
少年「ああ。俺が勇者の力に目覚めた後、後輩と魔物や怪物討伐をしてる時に向こうからアプローチしてきたんだ。当時の俺は完全に魂の鎖と力に呑まれて有頂天になってたからあいつらの言葉にまんまと騙された」
99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[saga]
2011/04/02(土) 21:09:42.39 ID:3VwabWPNo
― 魔王城 会議室 ―
吸血鬼「では、魔王様は勇者と共闘し、その組織を潰す、という事ですね」
100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[saga]
2011/04/02(土) 21:10:08.45 ID:3VwabWPNo
少女「!? !?」マッカ
少年「ぷはっ、どうだ!?」
101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[saga]
2011/04/02(土) 21:10:34.63 ID:3VwabWPNo
― 魔王城 地下牢 ―
後輩「勇者様を助ける為とはいえ、このような……」ジャラリ
102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[saga]
2011/04/02(土) 21:11:00.66 ID:3VwabWPNo
メイド長「その想い、本当に貴女だけのものなのでしょうか?」
後輩「何を言うんです。当たり前じゃないですか!」
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2011/04/02(土) 21:11:26.72 ID:3VwabWPNo
― 魔王城 中庭に作られた少女友の墓 ―
少女「……」
104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[saga]
2011/04/02(土) 21:11:52.67 ID:3VwabWPNo
― 魔王城 魔王の寝室 ―
少女「ふぅ、すっごく泣いちゃったなぁ」シュッシュッ
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2011/04/02(土) 21:12:18.55 ID:3VwabWPNo
メイド長「……あの時、私は決めたのです。人間を捨て、長命の魔族となっていつか来る同じ境遇の魔王様と勇者を救おうと」
少女「……」
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