過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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962: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2012/04/10(火) 23:32:18.01 ID:43co6dr4o

〜芸術家の魔女の結界内〜

足元に散らばる宝石の数を数えていた。砕け散った夢のかけらの数を。
緑色の窓枠から高い日差しが四角く差し込む。砕け散ったガラスに光が拡散されて、無数の煌めきを放つ。
以下略



963: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2012/04/10(火) 23:33:49.04 ID:43co6dr4o

使い魔が何を言う暇もなかった。
言葉の終わりと同時に、使い魔を戒めていたリボンが煌々と光り輝き、収縮する。
クロスした腕を一息に引いて、リボンが千切れる。余りのリボンが使い魔を繭のように覆う。
白く輝く卵が一瞬見え、すぐに光量オーバー、室内を真っ白に塗りつぶして。
以下略



964: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2012/04/10(火) 23:35:26.12 ID:43co6dr4o

マミ「そっか」

じゃあ、と言ってマミは顔を戻した。片足を曲げ下の壁を蹴って窓枠から下りる。
光の中で、二人はどちらからともなく手を取り合った。向かい合うと、何を言おうとしているかも分かった。
以下略



965: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2012/04/10(火) 23:40:09.73 ID:43co6dr4o

春の陽気から一転して、こちらは夜の世界だった。
二人はいつの間にか急な石造りの階段を上っていた。あの赤い屋根に白い壁の小さな家など、影も形もなかった。
背後を振り返っても、石段が延々と下まで伸びているだけで、二人はその只中に放置されている。

以下略



966: ◆D4iYS1MqzQ[saga]
2012/04/10(火) 23:43:49.51 ID:43co6dr4o

マミ「あら、ごめんなさい。そういえばそうだったわね。舞い上がっちゃってたかな……」

まどか「というかこれ、ちゃんと終わり、あるんですか……?」

以下略



967: ◆D4iYS1MqzQ[sagesaga]
2012/04/10(火) 23:46:38.38 ID:43co6dr4o

マミ「今日はここまで!」

ほむら「ところで、季節感って大事よね」

以下略



968:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/10(火) 23:55:41.94 ID:MajGz2Yno
乙ー
マミさんの
完 全 復 活
季節はリアルとリンクしてて丁度いいですよね(棒)


969:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/12(木) 08:19:38.60 ID:/WhxSvAoo
うん、丁度いいよね
丁度いいよね

お疲れ様!


970:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[sage]
2012/04/14(土) 20:33:38.49 ID:0S0BGx4Wo
乙乙!


971:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/05/14(月) 09:07:57.90 ID:nm4M4Xnt0
もう一月経つな…


972: ◆D4iYS1MqzQ[sage]
2012/05/22(火) 22:21:41.51 ID:7zerNpZv0
まだ書き溜めはないのですが、リアルが少し落ち着いたので、生存報告出します
このスレはまだ使うつもり。今月中に投下するつもり。




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