過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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249: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2011/07/28(木) 01:30:54.64 ID:6+765j9Po
一方通行「……!?」

 だが、そのスイッチを入れようとした瞬間、目の前に真っ赤な物体が現れた。
 それは確かにく、最前と寸分たがわない大きさのあの炎の塊だった。

以下略



250: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2011/07/28(木) 01:31:52.10 ID:6+765j9Po
ファーブニル「まだまだ勝負はこっからだー!!」

 ぐおお、と燃え盛るような咆哮を吐いて、二つのランチャーが天に垂直に屹立する。

一方通行「なっ……オマエ!?」
以下略



251: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2011/07/28(木) 01:32:24.86 ID:6+765j9Po
 慌てて一方通行も空を見上げ、その声の正体を探す。
 太陽が無数に増えたかのような光にも霞むことなく、もう一つ、こちらに一直線に落下してくる真っ赤な存在が確認できた。

 それは、紛れもなく。

以下略



252: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2011/07/28(木) 01:32:52.81 ID:6+765j9Po
 太く節くれ立った拳と、真っ白の骨張った拳がまさにぶつかろうとした刹那。

一方通行「……!!」

 一方通行の腕に、奇妙な感覚が起こった。
以下略



253: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2011/07/28(木) 01:33:51.39 ID:6+765j9Po
一方通行「ぐっ……!!」

 腕の先からその爆発の威力をまともに受けた一方通行は咄嗟に守りの姿勢をとることもできず、
背中から砂の大地へと落下する。
 かなりの高さから突き落とされたはずだが、ここが砂漠であるためであろうか、動けないほどのダメージを負ったわけではない。
以下略



254: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2011/07/28(木) 01:34:26.16 ID:6+765j9Po
一方通行「うおおおおォォォォッ!!」

 ガギリ、と鈍い音を立て、一方通行のストレートが突き立てられる。

ファーブニル「……へっへっ」
以下略



255: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2011/07/28(木) 01:35:24.90 ID:6+765j9Po
 ――なぜだ? 
 一方通行は、これまで触れることを避け続けていた疑問に遂に手を伸ばすことになった。
 
 何故奴には自分の能力――すなわち反射が通用しないのか?

以下略



256: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2011/07/28(木) 01:36:29.45 ID:6+765j9Po
一方通行「ぐっ……うゥ……」

 全身に鈍く、それでいて馬鹿の様に重い痛みが波の様に走る。
 空中での攻防の後、再び砂漠に墜落した一方通行はなんとか立ち上がり、目の前で嬉しそうに笑う男を睨みつけた。

以下略



257: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2011/07/28(木) 01:37:14.44 ID:6+765j9Po
一方通行「光る十の武具……チッ、やっぱそうか」

 一方通行の辿り着いた結論。それは、敵の圧倒的な力を生み出しているその源は『光る十の武具』にあるということだ。
 もしもレプリロイド自体にこんな力を与えられるような技術があるなら、すべてレプリロイドは自分に攻撃を通すほどの力を得ているはずだからだ。
 これは、超能力などがなければなしえないことだろう。
以下略



258: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2011/07/28(木) 01:38:21.30 ID:6+765j9Po
ファーブニル「本当の指標は、『能力研究の応用が生み出す利益』。
       要するにどんくれえ金になるかっつーこった。
       
       その観点からすりゃ、この第七位ってやつは最悪だったらしいぜ。
       何せ一体どんな原理で力生み出してんだかわからねえし、下手にいじったら壊れちまうかもわからねえ。
以下略



259: ◆x8SZsmvOx6bP[sage saga]
2011/07/28(木) 01:39:42.80 ID:6+765j9Po
ファーブニル「ってわけで、俺が知ってることはこんなもんだ。
        そんじゃ……二回戦、始めっか!!」

一方通行「くっ……!!」

以下略



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