過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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442: ◆x8SZsmvOx6bP[saga]
2012/03/28(水) 18:09:02.44 ID:4J9vHvBto
こんばんは、>>1です。

足かけ5ヶ月かかったレヴィアタン編が遂に完結!!


443: ◆x8SZsmvOx6bP[saga sage]
2012/03/28(水) 18:10:07.64 ID:4J9vHvBto
 コルボー「よかった……どの機器にも異常ない、大丈夫だ……!!」

 それまであわただしく潜水艦の中の機器を調べていたいじくっていたコルボーが、息をつくようにつぶやいた。

 一方通行に促され、正体不明とともに潜水艦まで何とか逃げ込んだ彼は、
以下略



444: ◆x8SZsmvOx6bP[saga sage]
2012/03/28(水) 18:10:59.49 ID:4J9vHvBto
コルボー「でも……本当に良かったのかい?」

 だがコルボーは先刻から抱えていた疑念を思わず吐露した。

コルボー「この場所は……この学校は、君にとって罪を償うための場所だったんだろう?
以下略



445: ◆x8SZsmvOx6bP[saga sage]
2012/03/28(水) 18:11:42.27 ID:4J9vHvBto
   『あなたはあのネオ・アルカディア四天王の前に、私を守るために立ちふさがった……
   絶対にかなわないことを知りながら、です』

コルボー(それはそうだけど、そうはっきりといわれるとどこか悲しいなぁ……)

以下略



446: ◆x8SZsmvOx6bP[saga sage]
2012/03/28(水) 18:12:23.38 ID:4J9vHvBto
   『……ですが、私はもう過去を振り返りません。
   今この状況を変えるために、少しでも努力しようと思ったんです』

 そうはっきりと告げると、彼女の唇は真一文字に結ばれた。

以下略



447: ◆x8SZsmvOx6bP[saga sage]
2012/03/28(水) 18:13:23.57 ID:4J9vHvBto
コルボー「もう一人の君、だって……!?」

 その時、すさまじい音が響き、建物ごと潜水艦が激しい揺れに包まれた。
 
コルボー「う、うわっとっと!!」
以下略



448: ◆x8SZsmvOx6bP[saga sage]
2012/03/28(水) 18:14:13.71 ID:4J9vHvBto
風斬「この様子なら、私たちが慌てて逃げ出す必要もないのでしょうか……?」

 あまりに一方的なその光景に、思わず少女は楽観的な言葉をつぶやく。
 彼女とてその力を見たことがないわけではなかったが、
百年という月日はその印象を掠れさせるには十分な時間だったのだ。
以下略



449: ◆x8SZsmvOx6bP[saga sage]
2012/03/28(水) 18:15:07.32 ID:4J9vHvBto
 ただそれは、能力『一方通行』が発動している間だけの話だ。
 一方通行本人はきっと気づいていないのだろう。

 もう彼がこの潜水艦を後にして、1時間になろうとしていることに。

以下略



450: ◆x8SZsmvOx6bP[saga sage]
2012/03/28(水) 18:15:50.33 ID:4J9vHvBto
一方通行「ぎゃっは!! いいねェいいねェまだそンだけ攻める体力が残ってンのかよ!!」

レヴィアタン「ぐっ……!! はあああぁぁぁ!!」

 轟音を立て、ゆっくりと崩れ去ろうとする学校を尻目に、二人の戦いはまだ続いていた。
以下略



451: ◆x8SZsmvOx6bP[saga sage]
2012/03/28(水) 18:16:36.17 ID:4J9vHvBto
 広範囲に出力すれば楯のように使うこともできるし、放射した力で高速回避をすることも可能だろう。
 だが彼女はそんなそぶりを全く見せない。攻撃一辺倒なのだ。
 
 つまるところ、彼女は――という結論をのみこんで、彼は一つ光線を弾き返した。

以下略



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