過去ログ - 一方通行「俺は悩まねェ。目の前に敵が現れンなら……叩き斬るまでだァ!!」
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◆x8SZsmvOx6bP
[saga sage]
2012/03/28(水) 18:12:23.38 ID:4J9vHvBto
『……ですが、私はもう過去を振り返りません。
今この状況を変えるために、少しでも努力しようと思ったんです』
そうはっきりと告げると、彼女の唇は真一文字に結ばれた。
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◆x8SZsmvOx6bP
[saga sage]
2012/03/28(水) 18:13:23.57 ID:4J9vHvBto
コルボー「もう一人の君、だって……!?」
その時、すさまじい音が響き、建物ごと潜水艦が激しい揺れに包まれた。
コルボー「う、うわっとっと!!」
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◆x8SZsmvOx6bP
[saga sage]
2012/03/28(水) 18:14:13.71 ID:4J9vHvBto
風斬「この様子なら、私たちが慌てて逃げ出す必要もないのでしょうか……?」
あまりに一方的なその光景に、思わず少女は楽観的な言葉をつぶやく。
彼女とてその力を見たことがないわけではなかったが、
百年という月日はその印象を掠れさせるには十分な時間だったのだ。
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◆x8SZsmvOx6bP
[saga sage]
2012/03/28(水) 18:15:07.32 ID:4J9vHvBto
ただそれは、能力『一方通行』が発動している間だけの話だ。
一方通行本人はきっと気づいていないのだろう。
もう彼がこの潜水艦を後にして、1時間になろうとしていることに。
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◆x8SZsmvOx6bP
[saga sage]
2012/03/28(水) 18:15:50.33 ID:4J9vHvBto
一方通行「ぎゃっは!! いいねェいいねェまだそンだけ攻める体力が残ってンのかよ!!」
レヴィアタン「ぐっ……!! はあああぁぁぁ!!」
轟音を立て、ゆっくりと崩れ去ろうとする学校を尻目に、二人の戦いはまだ続いていた。
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451
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◆x8SZsmvOx6bP
[saga sage]
2012/03/28(水) 18:16:36.17 ID:4J9vHvBto
広範囲に出力すれば楯のように使うこともできるし、放射した力で高速回避をすることも可能だろう。
だが彼女はそんなそぶりを全く見せない。攻撃一辺倒なのだ。
つまるところ、彼女は――という結論をのみこんで、彼は一つ光線を弾き返した。
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452
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◆x8SZsmvOx6bP
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2012/03/28(水) 18:17:40.17 ID:4J9vHvBto
一方通行の手が光線へ接触する直前、彼の体に異変が起こった。
急速に力が抜け、全くいうことを聞かないのだ。
もはやベクトルを操作することはままならず、浮力を持たない彼の体はすぐさま海底へと沈んでゆく。
一方通行「クソっ……たれ、がァ」
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453
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◆x8SZsmvOx6bP
[saga sage]
2012/03/28(水) 18:18:14.39 ID:4J9vHvBto
フロストジャベリンが天へと掲げられる。
一方通行は必死に相手の出る行動を考えていた。
その切っ先で首を斬るつもりなのだろうか。
以下略
454
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◆x8SZsmvOx6bP
[saga sage]
2012/03/28(水) 18:18:40.17 ID:4J9vHvBto
だがそれは観念してレヴィアタンに身をゆだねたわけでも、
わずかなエネルギーすら尽きてしまったわけでもない。
彼は感じたのだ。
そう遠くない場所から、海流を派手にかき乱してこちらに接近する、一つの存在を。
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455
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◆x8SZsmvOx6bP
[saga sage]
2012/03/28(水) 18:19:49.66 ID:4J9vHvBto
レヴィアタン「なっ!?」
突如現れた潜水艦に虚を突かれ、槍を振り下ろさんとするレヴィアタンの手が一瞬止まった。
その隙を逃さず、二人の間に飛び込んだそれは素早く腹部のアームで一方通行をつかみあげる。
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