過去ログ - 暁美ほむら「最後に残った道しるべ」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[saga]
2011/04/08(金) 22:53:26.90 ID:irFToAiR0
目欄にsaga(sageではない)を入れれば、パー速の文字規制は回避できるよ。
魔力←こんな風に。


19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/04/08(金) 22:55:34.20 ID:4+5uQgBh0
>>18
実はこの板使うのもはじめてなんで分からないことだらけですが、とりあえず頂きますね


20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/04/08(金) 22:56:04.99 ID:4+5uQgBh0


見滝原のビルの立ち並ぶ街の姿を。

暁美ほむらは眺めていた。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/04/08(金) 22:56:44.42 ID:4+5uQgBh0


リビングの時計の針が、まっすぐ六時を差していた。


以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/04/08(金) 22:57:46.36 ID:4+5uQgBh0
でも、今夜でこの家族も私もみんな死んじゃうのかもしれない…。
父親の、娘への想いが伝わったのか、それとも別の何かか。

まどかの重い口が、ゆっくりと徐々に、開いていった。「あのね、パパ…」

以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/04/08(金) 22:58:16.70 ID:4+5uQgBh0
「……くすっ」父の言葉にしばらく聞き入っていたまどかだったが、急にふっと小さく笑った。
久々に見せる彼女の笑顔は、まるで宝物のように。

父には見えた。
「こーら、せっかくパパが大真面目に答えたというのに、笑うことないだろう?」
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/04/08(金) 22:59:07.92 ID:4+5uQgBh0


そして静かに、見滝原の町は夜になった。

まどかたちがよく立ち寄るカフェのデパート、見滝原中学、その通学路も、川辺の野原も、
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/04/08(金) 23:00:07.31 ID:4+5uQgBh0
「今回のワルプルギスの夜…その第一波…。その最初の出現の対策はもう済んだ…」


資料を睨み、ほむらはぶづぶつと独りごとを言いながら。
次に見滝原市の地図に目を移す。頭の中に今夜のことがイメージされていく…。
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/04/08(金) 23:01:55.01 ID:4+5uQgBh0
「…」返す言葉はない。顔が髪の毛の影に隠れている。


下向きのまま、ほむらはようやく口を開いた。「ええ…確かにあなたの言うとおりよ」

以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/04/08(金) 23:03:15.74 ID:4+5uQgBh0
インキュベーターの赤い眼球がほむらをとらえる。


「暁美ほむら。キミとのお別れの時も近い。だから話そう。ボク自身の秘密のこともね。
キミは今回の戦いを失敗したら、また時間を巻き戻すことを考えるのかもしれないが、
以下略



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