2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/12(火) 17:48:45.63 ID:NYV5XGfA0
唯「うーん……」
憂「会社でなにかあったの?」
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/12(火) 17:51:14.87 ID:NYV5XGfA0
私たちの結婚は、ごく少数の人達にしか伝えていない。
片手で数えられるほどしかいない、信頼できる人達だけだ。
まずは純ちゃん。
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/12(火) 17:52:43.47 ID:NYV5XGfA0
唯「……和ちゃんが思ったことを言っていいよ」
どんなことを言われるだろう。
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/12(火) 17:53:45.54 ID:NYV5XGfA0
和「なにがおかしいのよ……」
憂「だって和ちゃん、あははっ」
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/12(火) 17:56:39.32 ID:NYV5XGfA0
――――
私がお皿洗いをしている間に、お姉ちゃんがお風呂に入る。
そのあとに私がお風呂に入る。
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/12(火) 17:57:26.61 ID:NYV5XGfA0
唯「ふふ、では乾杯」
憂「乾杯」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/12(火) 17:59:22.19 ID:NYV5XGfA0
憂「はあー。まわってきたー」
卓にあごを乗っけてへたれる。
お姉ちゃんの手が私の後ろ頭をわしゃわしゃ撫でる。
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/12(火) 18:00:58.37 ID:NYV5XGfA0
唯「もし、わたしたちのどっちかが男の子だったら、どうしてたのかなあ?」
お姉ちゃんの声はアルコールのせいで揺れていた。
けれど真芯があって、そこだけは真剣味を帯びている。
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/12(火) 18:01:48.46 ID:NYV5XGfA0
喉の動く音がして、また舌が吸われる。
今度はだんだん舌が渇いていった。
酎ハイはもうみんな飲ませきってしまった。
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/12(火) 18:02:46.75 ID:NYV5XGfA0
――――
翌朝、お姉ちゃんの髪をとかして送り出す。
このあたりはずっと変わらない。
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/04/12(火) 18:03:54.67 ID:NYV5XGfA0
大まかな掃除を済ませ、細かい掃除に移る。
掃除機をかけただけでは取りきれない塵は、ぞうきんで拭きとる。
そのための雑巾を、ぎゅっと絞っているときのことだった。
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