過去ログ - 10031号の、ささやかな望み
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/04/16(土) 03:58:20.45 ID:QJzJFNXt0

一方通行の明晰な記憶力によれば、誘い込みと呼ばれる戦法によって自身の打破を目論んだ少女の数は四千五百二十四に上る。
そして、その悉くを彼は正面から打破してきた。よって今回も、踊りましょうと差し伸べられた誘いの手を振り払う理由は、彼には無い。


以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/04/16(土) 04:00:49.42 ID:QJzJFNXt0





以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/04/16(土) 04:06:59.46 ID:QJzJFNXt0

(室内の酸素濃度の変化を避ける為にも、目標の沈黙を直接確認する事は愚策。従って壁越しに暫く様子を伺う事にします。と、ミサカは計算し――――――っづぅ…………!!)



以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/04/16(土) 04:15:25.22 ID:QJzJFNXt0

「だが演算さえ追いつけば360度全てのベクトルに対して変換と操作は出来る。……反射もなァ。寧ろ、大量の酸素の消費の方が危ねェか。暫く息を止めるなンて間抜けな面を晒させた分だけテメェはよくやったよ」

「御高説痛み入ります。と、ミサカは淡々と一方通行の説明に対する皮肉を交えた感謝を表します」

以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/04/16(土) 04:19:47.49 ID:QJzJFNXt0

「今回もじつに実入りのある内容だったぜェ、10029号。どうやら俺は世界を――――この手に掴んだらしい」

「おめでとうございます、と声をかけるべきなのでしょうか、とミサカはっ、一方通行に、声を、かけます」

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/04/16(土) 04:26:02.25 ID:QJzJFNXt0

「そォかよ」


答えると同時に、彼の足が跳ね上がる。あまり力みを感じさせないその動きに呼応して、彼女の力ではビクとも動かせなかったコンクリート塊がまるで発泡スチロールか何かのように撥ねながら隣の壁へと突っ込んだ。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/04/16(土) 04:28:17.26 ID:QJzJFNXt0
今日、というか今晩はここまでです。
続きは次の晩か、そのまた次の晩辺りには投下できると思ふ


13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/04/16(土) 04:32:57.39 ID:CQY8pVt40
期待!!!!



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[sage]
2011/04/16(土) 05:13:24.14 ID:M7AkkUMAO
注目


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/04/16(土) 08:57:08.74 ID:KvC01bQ5o
やっぱ上条の単調なSSより一方のほうがおもしれぇな


16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[sage]
2011/04/16(土) 10:18:36.83 ID:snH0Ntfq0
これは期待、どこか逃避気味に実験に臨んだ原作とは違うのな
慢心なしの一方さん、上条さんじゃ勝てる気しないな


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