903: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/04/05(木) 23:50:10.45 ID:o1zfYVBd0
904: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/04/05(木) 23:50:57.87 ID:o1zfYVBd0
直美「うそ……そんな……」
今にも泣きそうな顔になる。
そんな状態で、目の前の様子を見詰めていた。
905: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/04/05(木) 23:51:29.07 ID:o1zfYVBd0
直美「どうしてくれるのよ!!閉じ込められちゃったじゃない!!」
じっと佐天を睨みつけながら怒鳴りつける。
906: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/04/05(木) 23:52:11.53 ID:o1zfYVBd0
佐天「まあ、手はないことは無いですけど」
今にも掴みかかりそうな直美を振り払うかのように、奥の女子トイレへと歩き出す。
それも乱暴な足取りで。
907: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/04/05(木) 23:52:44.73 ID:o1zfYVBd0
佐天「階段の所に、手すりの残骸があったじゃないですか」
女子トイレの中は――先程入ったときと変わった様子は無かった。
908: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/04/05(木) 23:53:15.38 ID:o1zfYVBd0
直美「…………」
それ以上反論できず、ただじっと扉を引っ張る佐天を見詰めていた。
909: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/04/05(木) 23:54:10.09 ID:o1zfYVBd0
佐天「こんなのがあるって……って、ちょっと」
思い出したかのように、直美の顔をじっと見詰めだす。
910: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/04/05(木) 23:54:36.44 ID:o1zfYVBd0
そして、ペンライトの蓋を開け、手にした乾電池を差し込んで。
直美から渡された、同じ乾電池を続けて差し込んで、蓋を閉める。
途端に――ペンライトに光が灯った。
911: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/04/05(木) 23:55:25.63 ID:o1zfYVBd0
直美「こんなのがあったなんて……」
呆然と、光に照らし出される先を見詰めていた。
912: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/04/05(木) 23:55:53.45 ID:o1zfYVBd0
直美「行くしかないんじゃ……ないかな……」
おずおずとだが、答える。
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