933: ◆IsBQ15PVtg[!red_res saga sage]
2012/04/21(土) 23:23:23.72 ID:lRPg4H150
美琴「……あががぁ……がが……」
先程より、やや大きなうめき声が上がる。
934: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/04/21(土) 23:24:06.72 ID:lRPg4H150
美琴「……が……あ……」
いったい、なにがおこったのか。
935: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/04/21(土) 23:24:41.94 ID:lRPg4H150
美琴「……あ……がが……」
その力はとてつもなく強く。
936: ◆IsBQ15PVtg[!red_res saga sage]
2012/04/21(土) 23:25:38.90 ID:lRPg4H150
937: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/04/21(土) 23:26:41.01 ID:lRPg4H150
森繁「……う……ううっ……」
しばらく、意識を失っていた森繁の口から、うめき声が上がる。
心臓を襲った電撃は、一種の仮死状態のようなものにさせていたのだった。
938: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/04/21(土) 23:28:02.26 ID:lRPg4H150
森繁「雷か……あの女、一体何者なんだ?」
視界がややぼやついたままで、ゆっくりと周囲を見回す。
同時に脳裏に浮かぶのは――いきなり電撃を放ってきた、美琴の顔だった。
939: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/04/21(土) 23:28:40.29 ID:lRPg4H150
――こうなったのも、みんなあの女のせいだ!!
獣のような目つきで、周囲を見回す。
940: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/04/21(土) 23:30:01.46 ID:lRPg4H150
それは――携帯電話のボディの一部を染めた、赤い液体。
941: ◆IsBQ15PVtg[!red_res saga sage]
2012/04/21(土) 23:31:04.95 ID:lRPg4H150
森繁「これは最高だねぇ!!」
942: ◆IsBQ15PVtg[!red_res saga sage]
2012/04/21(土) 23:32:11.01 ID:lRPg4H150
森繁「最高だね!!最高だよ!!」
まるで、おもちゃを目にした子供のように。
瞳は輝きを取り戻して。
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