過去ログ - 少年「安価を交えつつ敵討ちする」
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/29(日) 15:13:19.78 ID:r0h3l9PCo
弓張り月は木陰の向こう、地上にはただ申し訳程度に光が落ちるのみ。
この暗闇に随分眼も慣れてきて、大まかな輪郭ぐらいなら捉えられる様になってきた。
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/05/29(日) 15:18:44.80 ID:VyeBksvf0
男盗賊
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/05/29(日) 16:01:31.32 ID:r0h3l9PCo
近付いていゆく内に、その影が6と似た背丈の人間であることが理解できた。
と同時に、影の手にする物が金属質の光を発するのが6の眼に映る。
恐らく、あちらの持つ刃が僅かな光を反射したのだろう。
黒の剣は、未だ鞘の中だ。
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方)[sage]
2011/05/29(日) 16:15:24.23 ID:nxpsjdn30
竜王退治のための資金集め
性格;守銭奴
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/29(日) 16:18:32.35 ID:GbMX/Y0xo
性格は臆病で攻撃的
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/05/29(日) 16:29:30.15 ID:7Igey2kYo
盗賊のくせに虚をついた、姑息な手段を好まない
正々堂々と目的の物を奪う
28: ◆Y706p.....[saga]
2011/05/30(月) 00:52:30.55 ID:e3zxJ8Ulo
もう一打来るかもしれない、と切っ先を盗賊と思しき少年に向けたが、
6の予想とは裏腹に、飛んできたのは言葉であった。
「どうしてアンタがそれを持ってるんだっ!」
「は……?」
29: ◆Y706p.....[saga]
2011/05/30(月) 00:57:10.36 ID:e3zxJ8Ulo
「……マジで?」
「ホントに」
珍品である事は知っていたが、宝扱いまでされていたとは知らなかった。
30: ◆Y706p.....[saga]
2011/05/30(月) 00:59:21.84 ID:e3zxJ8Ulo
***
31: ◆Y706p.....[saga]
2011/05/30(月) 01:02:54.04 ID:e3zxJ8Ulo
「……資金集め」
「ん?」
「竜王退治の資金集めだよ!」
「竜王、退治……?」
32: ◆Y706p.....[saga]
2011/05/30(月) 01:06:10.03 ID:e3zxJ8Ulo
盗賊が静かに立ち上がる。
暫し、沈黙が続いた。
さらさらと流れる様な風の音が鳴る。
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