過去ログ - QB「魔法少女の軍事利用だって?」
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45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/06(月) 19:45:17.67 ID:12Scx6eE0
「じゃあ、絶対死なないって私と約束できる?」

「絶対なんて・・・それは分からないけれど。」

「それじゃあだめ。ナタリー一人を兵隊にするなんて、
以下略



46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/06(月) 19:45:53.37 ID:12Scx6eE0
 こういう言い方をする子ではなかった、とエマは驚く。
同時に、ナタリーの手を掴もうとした。

 その手は肝心のナタリーの手によってはじかれた。
静かな通りに、小さく「パン」と響く。
以下略



47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/06(月) 19:46:24.97 ID:12Scx6eE0
 涙がこぼれる理由は、罵倒に耐えられなくなったわけではない。
二人とも、お互いの心の内くらいはわかる、親友なのだ。

 ナタリーの決意を崩す事が出来ない。協力してあげる事さえ出来ない。
このような無力感を味わった事は、エマはこれが初めてであった。
以下略



48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/06(月) 19:47:43.65 ID:12Scx6eE0
 次の日も、エマは学校を休んだ。両親は何があったのか分からず、
エマを元気付けようとするが、それは無駄な努力だった。

 その次の日も休みたかったが、このままでは何も始まらない、と
自身に言い聞かせ、覚悟を決めて学校へ向かった。
以下略



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/06(月) 19:48:17.86 ID:12Scx6eE0




50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/06(月) 19:49:19.46 ID:12Scx6eE0
 私は立派に働ける年齢となった。その日の仕事を終えて
家に戻ると、元気にラビアが出迎えてくれた。

 やっと手に入れる事の出来た、平穏な生活。
今、私の目の前にあるのは、にこにこと笑いながら食事の
以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/06(月) 19:49:58.69 ID:12Scx6eE0
「ジャックポッドよりストーム各機へ、要撃機が貴隊の進路に上がっている。
数は2、両機フルクラム(MIG-29戦闘機)と思われる。今、データリンクを送る。」

「攻撃機隊が目をつけられると厄介だ。この空域から脅威を排除せよ。」

以下略



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/06(月) 19:50:26.92 ID:12Scx6eE0
「目標2機の撃墜を確認。ホモヤロー達はイっちまったようだ。」

「ストーム1よりジャックポッド、あんまり笑わせんな。
次はどうすればいい?」

以下略



53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/06(月) 19:51:03.86 ID:12Scx6eE0
 忌まわしいあの轟音。私達の平和、私の両親を奪ったあの音。
今回は幸いな事に、私のいる位置からも、妹の待っている家からも
違う方角から聞こえていた。

 停電が起きたのであろうか、家の電気はパっと消えてしまった。
以下略



54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/06/06(月) 19:51:31.53 ID:12Scx6eE0
「メーデー!メーデー!(緊急事態)相棒が落とされた!」

「ジャックポッドよりアックス1、こちらからは敵が確認出来ない!」

「バカ言うな、火を噴いて落とされたんだ!
以下略



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