過去ログ - 観測者のメランコリー
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11: ◆rVDRt1VsVI[saga sage]
2011/06/09(木) 17:21:53.32 ID:58E1B54qo
急いで自転車を走らせて、集合場所へ急ぐ。
腕時計を確認すると、ハルヒの電話から五〇分ほど時間が過ぎていた。
時間に余裕を持たせて出てきたはずなのだが、そういう時に限って予想以上に信号で足止めなどを食らってしまう。
その結果が、この有様だ

以下略



12: ◆rVDRt1VsVI[saga sage]
2011/06/09(木) 17:22:19.39 ID:58E1B54qo
「団長の私よりも遅れてくるっていうこと自体が、ナンセンスなのよ!考えを改めなさい!」

そんな思考が、ハルヒの大声によって中断される。
いい知れぬ不思議な感覚に、脳の奥深くのあたりがチリチリと痛む。

以下略



13: ◆rVDRt1VsVI[saga sage]
2011/06/09(木) 17:23:03.90 ID:58E1B54qo
「あ……あの……その……」

俺の視線にそいつはモジモジと視線を泳がせ、上着の裾を引っ張っている。
その仕草は10人の男に聞けば9人が「いじめたい!」と思うだろう。
今の俺はそういう意味で視線を向けているわけではないのだがな。
以下略



14: ◆rVDRt1VsVI[saga sage]
2011/06/09(木) 17:24:26.88 ID:58E1B54qo
俺の質問に、ハルヒがあっけにとられた表情で固まった。
まるで何が言いたいのか分からない、とでも言いたげに。
首の拘束が緩まったので首を少し傾け視線をずらすと、視線の先の少女も俯いてしまっている。
なんだ、この空気は……俺はおかしなことを言ったか?

以下略



15: ◆rVDRt1VsVI[saga sage]
2011/06/09(木) 17:25:25.99 ID:58E1B54qo
「おいハルヒ……長門と朝比奈さん、それに古泉は……どうしたんだ?お前より遅れてくるなんて、珍しいじゃないか」

首の拘束は緩んだとはいえ依然強く、かすれた声が出てしまった。
俺の質問にハルヒはさらにあっけにとられたように顔を呆けさせた。
……なぜそんな顔をするんだ、ハルヒ。
以下略



16: ◆rVDRt1VsVI[sage]
2011/06/09(木) 17:26:48.50 ID:58E1B54qo
様子見の書き溜め投下完了
次の投下は未定です

このキャラ変なんだが?とかは教えていただければ
可能な限り修正します・・・
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[sage]
2011/06/09(木) 17:40:15.77 ID:nBPe0SU0o
期待


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県)[sage]
2011/06/09(木) 17:48:11.64 ID:UhvczBP8o
ハルヒがシュタゲやったというのでもなさそうなんで期待
モジモジってるのルカ子か?ww


19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/06/09(木) 18:24:59.81 ID:rkqER/6DO
これは期待


20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/06/09(木) 22:12:38.20 ID:a4aXuqsRo
>16
乙です。
これは続きが楽しみな展開。
この世界線のSOS団は面子が濃そうだww

以下略



21: ◆rVDRt1VsVI[saga sage]
2011/06/10(金) 15:09:01.12 ID:TSaJXMUco
「……お、あれハルヒ氏じゃね?」

まゆりとダルと連れ添って歩くこと数分、駅前の広場らしき場所の前でダルが声を上げた。
ダルの視線の先には、勝気そうな顔立ちの少女と、その少女に射止められるような視線を向けられている少年。
そしてその奥にいるもう一人は、忘れもしない少女、いや少年……
以下略



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