303:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/14(日) 21:43:16.62 ID:Kids5Lg0o
「なんかすいません…初対面なのにこんなことを聞いてしまって…」
「気にしてないよ、全然。それどころか君が父さんのことを知っていたのに驚きだよ」
渡の顔を見ると、先ほどと変わっていない。
304:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/14(日) 21:43:42.33 ID:Kids5Lg0o
「お願いします」
承諾した。
「じゃあ、これを出さないとね」
305:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/14(日) 21:44:11.36 ID:Kids5Lg0o
「僕、渡さんの演奏を聞いて思ったことがあります」
恭介がポツリと漏らした。
「今まで、周りから天才と呼ばれ続けていました。表面上ではその呼び方は好きじゃなかったけど、
306:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/14(日) 21:45:02.01 ID:Kids5Lg0o
「でも、その子は動かなかった僕のことも考えずに、よくバイオリンの演奏を聞かされました。
僕はその度に、やっぱり僕はその程度なんだって…ずっと思ってました」
ろくに弾くこともできない自分の好きだったバイオリンを聴かされる。
307:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/14(日) 21:45:31.91 ID:Kids5Lg0o
すると、家の呼び鈴がなった。
「誰だろう?」
渡が玄関を開ける。
308:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/14(日) 21:46:00.02 ID:Kids5Lg0o
―AM12:15 ポレポレ―
カラカラン
杏子「おーっす」
309:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/14(日) 21:46:27.83 ID:Kids5Lg0o
五代「そういえば君達の名前聞いてなかったね。俺は五代雄介。よろしく」グッd
まどか「鹿目まどかです」
ほむら「暁美ほむらよ」
310:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/14(日) 21:47:00.16 ID:Kids5Lg0o
ほむら「グロンギって何?」
名護「とりあえずご飯にしよう。五代君、よかったら彼女たちにも話してやってくれないか?」
五代「まあいいですよ。あとご注文は?」
311:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/08/14(日) 21:47:33.37 ID:Kids5Lg0o
―食後―
まどか「おいしかったねー」
さやか「ほんと、どうやったらこんな味が出せるんですか?」
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2011/08/14(日) 21:48:05.35 ID:Kids5Lg0o
五代「君達は未確認生命体って聞いたことある?」
さやか「未確認生命体?UMAじゃなくて?」
五代「UMAじゃないよ。といっても未確認って呼ばれてたのが10年以上前の話だからなぁ。知らないか」
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