6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/19(日) 22:00:19.02 ID:wRbJl8PA0
「なんですか。その砂糖より甘ったるそうなため息は、とミサカは間抜け面を晒すミサカ一〇〇三二号に話しかけます」
「……ほへぇ」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/06/19(日) 22:04:02.70 ID:7KRgBQHVo
期待
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/19(日) 22:12:48.58 ID:wRbJl8PA0
普段からあまり焦点の合わない瞳をさらに何処かに飛ばしている、もう一人の『自分』――ミサカ一〇〇三二号――は放っておいて、
未だに己の前に立ちはだかる敵と向き合うためにスプーンを持ち構え直す。
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2011/06/19(日) 22:17:22.27 ID:IoyJ/Mj2o
「」の後ろにバキッとかないうえに地の文まであるssは久しぶりだな
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/19(日) 22:22:57.05 ID:wRbJl8PA0
正午過ぎ――。正しく言えば一二時〇八分に注文し、一二時一三分に品物が自分の手元へと運ばれてきた。
それからチマチマちまちま食べ進めてようやくこの量まで敵を追い詰めた経緯を思い返す。
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/06/19(日) 22:38:40.74 ID:qObtOY+o0
愛しいとか愛しきとかじゃなくていとしなの?
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/19(日) 22:40:15.53 ID:wRbJl8PA0
五分後。
「……あの、大丈夫ですか? とミサカは屍と化したミサカ一〇一〇一号に恐る恐る尋ねてみるのですが……」
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/19(日) 22:50:37.40 ID:wRbJl8PA0
「お水」
「へ?」
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/19(日) 22:51:58.67 ID:wRbJl8PA0
「お水」
「へ?」
「お水を貰ってきて頂けると有難いです、とミサカは要請します。ヘルプミー」
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/19(日) 23:05:19.28 ID:wRbJl8PA0
「心配してるのか更に陥れようとしてるのかどっちかにせーい…、とミサカは弱弱しくもツッコミ精神だけは忘れません」
「1辛でも食べたんですか? 辛いモノ苦手でしょうに」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/19(日) 23:12:23.04 ID:wRbJl8PA0
馴れないのに無理して食べた劇物のせいで火照った身体に、つっぷした机のひんやりとした温度が沁み入ってくる。
激闘の後の疲労感をも癒す気持ちいいについ身を委ねそうになる。
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