過去ログ - 兄妹SS(仮)サブイベント集
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95:A1h4hQOe0 ◆3KKT9vrQyY7x[sage saga]
2011/07/15(金) 23:05:35.91 ID:NYz2bdO/o
普段着ている服も刺激的だが、こういうラフな格好でもある一部分が自己主張している
というかあの普段着は恥ずかしくないのだろうか
「あ、あんまりジロジロ見ないでくださいよ」
アリサは軽く頬を染めると、ズカズカと進んできてソファに腰を下ろした
「着席をOKするまでに座るのは面接的にNGなんだぞ」
「私はすでに就職してますから問題ありません」
俺は出来たてのホットケーキをバターとハチミツと共にトレーに乗せて持っていく
「はい、今回も良い出来だ」
「…相変わらず、料理とかはうまいんですね」
アリサは俺が座るのを待っているらしい
心持急ぎながら沸騰したお湯をポットに入れてテーブルに持っていく
「今日はアールグレイだよ」
「今日も、じゃないですか?」
最近は材料不足で、ちゃんとした茶葉が手に入ることは少ない
アールグレイはすぐ近くから取り寄せることが出来るが、他の茶葉はかなり入手の頻度が少ないのだ
「仕方ないよ、このご時世じゃね」
俺は茶葉のジャンピングを見ながら、俺とアリサの分のカップを出す
アリサの方には角砂糖とミルクを一つずつ
俺はカットしたレモンをカップソーサーに乗せる
これで完璧に準備が完了した
「さて、ジャンピングを楽しみながら雑談と行こうじゃないか、あ、先に食べていいよ」
俺はアリサにホットケーキを勧めるが、アリサは首を横に振る
「まだ良いです、リーダーは紅茶が出来てから食べるんでしょう?」
「俺のことなんか気にしなくていいのに」
俺は苦笑しながらソファに腰を下ろす
「ふぅ…やっと落ちつけたなあ」
「そうですね…」
今日は色々あった
とはいえ新種と遭遇しただけで後はいつも通りだったわけだが…
「それにしてもあの新種は強かったですね…」
アリサは唇を噛みながら悔しそうに言う
「ま、仕方ないだろう、こっちも進化してるけどあっちも進化してるってことだ」
俺はタオルを少し離れた洗濯機の中に投げ込む
「…行儀が悪いんじゃないですか?」
アリサがジト目で見てくる


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