過去ログ - とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)
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208:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:52:35.98 ID:iNmol0qk0
(……来た)

100メートル先に、憂、和、純の存在を感じ取る。建物の影から三人が現れ、憂と目が合った。

「……お姉ちゃんっ!」
以下略



209:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:53:52.78 ID:iNmol0qk0
純が憂の制止を振り切り、能力を発動する。純の前方の地面が爆発を起こし、周囲に無数のダイヤモンドの結晶が現れ、唯に襲いかかる。
しかし、唯のバリアーで防がれ、結晶は唯の足元に落ちた。

「ちっくしょおおお!!」

以下略



210:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:55:37.19 ID:iNmol0qk0
憂は二人の前に出ると、唯をまっすぐに見つめる。

「ねぇ、お姉ちゃん……何で殺したなんて嘘をつくの? お姉ちゃんは、友達を傷つけることなんてできない、よね?」

「……う、うるさい……憂、さっき見たでしょ? わたしは、人殺し、なんだよ」
以下略



211:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:56:26.09 ID:iNmol0qk0
唯が乱暴にギターをかき鳴らすと、空砲のようなものが発射される。それは憂の横を通過し――

「きゃあっ!?」

「純ちゃん!?」
以下略



212:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 15:57:54.64 ID:iNmol0qk0
「はあ、はあ……憂、わかったでしょ。わたしは、悪い人になっちゃったんだよ?」

「……」

憂は黙ったまま、ゆっくりと唯の方を見る。
以下略



213:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 16:00:28.36 ID:iNmol0qk0
「きゃああああぁぁぁぁぁぁっ!!!」

憂と唯の間の空間で大爆発が起こり、唯はとっさにバリアーを張るも一撃で破られ、吹き飛ばされる。
憂は和の『温度操作』を使い、空気の温度を瞬時に1000℃まで加熱。空気が一気に膨張し、衝撃波とともに爆発を引き起こした。

以下略



214:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 16:01:41.78 ID:iNmol0qk0
「来ないでって、言ってるでしょ!」

唯は憂の方を振り向くと、威嚇のためレーザーを放つ。
しかし、威嚇だとわかっている憂は避けようともせず、そのまま近づいてくる。

以下略



215:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 16:02:53.19 ID:iNmol0qk0
「う、憂……コピー、できなくなったんだね?」

「……」

憂は無言で立ち上がるが、先ほどの紬との戦闘で受けた足のダメージがさらに悪化したようで、苦痛に顔をゆがめながら何とか立っている状態だった。
以下略



216:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 16:04:51.02 ID:iNmol0qk0
ついに唯は発狂し、能力が暴走する。
『自分だけの現実』を吹き飛ばす、不可視の衝撃波が憂を襲う。

「っ!?」

以下略



217:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 16:05:58.82 ID:iNmol0qk0
(このままじゃお姉ちゃんが……助けなきゃ!)

いつのまにか、足の傷は治っていた。憂は唯のもとへと駆け寄る。

「お姉ちゃん!」
以下略



218:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2011/06/26(日) 16:07:19.65 ID:iNmol0qk0
「あはは……え?」

あたりをうごめいていたオーラが、時間が止まったように一斉にストップする。
憂の首を絞めていた「手」が消え、憂の体がドサッと落下する。

以下略



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