過去ログ - 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」2
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◆nW2JZrx2Lo
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2012/04/04(水) 02:56:13.56 ID:KuXo2uTOo
絹旗の能力は窒素を操作する『窒素装甲』であり、その防御力は折り紙つきだ。
追加の液体窒素まで使った今、榴弾の数発で装甲が突き破られることはない。
しかし、彼女の能力に空間転移は含まれてはいない。
以下略
933
:
◆nW2JZrx2Lo
[saga]
2012/04/04(水) 02:57:08.80 ID:KuXo2uTOo
空を切る音、一瞬遅れて瓦礫を踏む音。
それは3人の背後から聞こえた。
続けて聞こえてきた金属が触れ合う音は、拳銃の安全装置を解除した音か。
以下略
934
:
◆nW2JZrx2Lo
[saga]
2012/04/04(水) 02:57:39.85 ID:KuXo2uTOo
『水源地水位監視センター』外部・指揮車。
大きなトラックの荷台にこれでもかと言わんばかりにコンピューターやモニターを突っ込んだ指揮車。
それが今作戦における『グループ』の根拠地であった。
以下略
935
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◆nW2JZrx2Lo
[saga]
2012/04/04(水) 02:58:23.95 ID:KuXo2uTOo
単騎で軍隊に匹敵する戦力と言われるレベル5、その第三位。
御坂美琴を殺害可能な存在があの施設の中で大暴れしていると知って、黒スーツの男の顔が青褪める。
「それに、さっき御坂ちゃんのマーカーが縦穴のかなーり高い所から落下したように見えたんだよな。
以下略
936
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◆nW2JZrx2Lo
[saga]
2012/04/04(水) 02:59:15.93 ID:KuXo2uTOo
地下13階・通路。
血の海に倒れ伏した一方通行を尻目に、『ミサカ』はふらふらと立つ『油性兵装』のもとへと歩む。
『ミサカ』の身を包んでいたオイル製の装甲は流体となって床へと流れ落ち、その下には純白の装甲が覗いている。
以下略
937
:
◆nW2JZrx2Lo
[saga]
2012/04/04(水) 03:00:16.43 ID:KuXo2uTOo
疲れた体を休めるかのように目を閉じた『油性兵装』に背を向け、『ミサカ』は一方通行に向けて身体を向ける。
「──納剣」
以下略
938
:
◆nW2JZrx2Lo
[saga]
2012/04/04(水) 03:01:10.29 ID:KuXo2uTOo
床材が砕ける音がした。
一方通行がその拳で床を思い切り殴ったのだ。
そこから得た運動エネルギーを操作し、後方へと跳ぶ。
空中で身を翻し、そのまま『ミサカ』に背を向け逃げ出した。
以下略
939
:
◆nW2JZrx2Lo
[saga]
2012/04/04(水) 03:02:07.38 ID:KuXo2uTOo
脳を揺さぶるような、鋭い一撃だった。
ちっと一方通行の鼻先を掠めた拳は、勢いはそのままに突如向きを反転させた。
まるで寸止め、あるいは牽制のために放たれたジャブのよう。
以下略
940
:
◆nW2JZrx2Lo
[saga]
2012/04/04(水) 03:03:08.82 ID:KuXo2uTOo
見せびらかすかのように、『ミサカ』は右手の中でちゃりちゃりと白く小さな物体を弄ぶ。
恐らくは彼の左腕を貫いただろう純白の弾丸。
彼女が携行する、純白の刃と同質に見えるもの。
以下略
941
:
◆nW2JZrx2Lo
[saga]
2012/04/04(水) 03:04:14.18 ID:KuXo2uTOo
「『 Equ.DarkMatter ver."Tirfing" 』」
床から引き抜いた翼剣を水平に持ち上げ、『ミサカ』が小さく呟く。
以下略
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