過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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677: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 17:48:46.79 ID:Ee9ZYm790
さだのり「…みんな、周りには気を配ってろよ」

舞子「…えぇ」

さだのり「邪火流、お前の部下は何人くらいここに使える?」
以下略



678: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 17:53:44.98 ID:Ee9ZYm790
夏美「…なんでこんなこと、するのかな」

燃える街の中を進む、軍の車両

その中で夏美がぽつりとつぶやいた
以下略



679: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 17:57:47.97 ID:Ee9ZYm790
さだのり「被害の大きい方に進めば進むほど、爆心地に近づけるのは常識でもあるだろ」

瑠璃「じゃ、じゃあお兄さんは…!!」

さだのり「さぁな、生きてるか死んでるかのどっちかだ」
以下略



680: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 18:03:06.47 ID:Ee9ZYm790
さだのり「…それよりも、問題は囲まれた時だな」

舞子「囲まれた時?」

さだのり「逃げる場所が無くなる、敵を殺さずにとなるとなおさら難しいな」
以下略



681: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 20:37:00.51 ID:Ee9ZYm790
さだのり「どうしてだと?こいつは餓鬼の鬼ごっこじゃねぇ!!捕まったら殺される、はぐれたら二度と出会えねぇんだ!!」

夏美「おじちゃん…」

さだのり「俺に守ってもらおうなんて甘い考えはよせよ、俺は敵を殺さずに上手く片づけるだけで手一杯だ、てめぇを背負ってることなんて出来ないんだ!」
以下略



682: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 20:43:01.46 ID:Ee9ZYm790
夏美「…おじちゃん、守りたい人がいないんだよね…?」

凍った彼の心を、溶かすことなく優しく暖めるように

夏美の声は、彼の耳へと流れていく
以下略



683: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 20:48:10.17 ID:Ee9ZYm790
そういえば昔

セルジオという名の、一人の馬鹿が死んだときは

彼は、前へ進むしかないと言った
以下略



684: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 20:52:05.13 ID:Ee9ZYm790
夏美「…」

目の前にいる少女は誰なのだろうか

分かっている、彼女は赤の他人などではない
以下略



685: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 20:56:40.06 ID:Ee9ZYm790

「…看守さん、阿修羅はどうした」

「話しかける時は、敬語でと言っただろ…そこにいる」

以下略



686: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/05/24(木) 22:08:47.95 ID:Ee9ZYm790

さだのり「…これで鼻覆っとけ」

さだのりがタオルを夏美に渡す

以下略



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