過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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771: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/20(水) 16:06:31.91 ID:JZxGR/tC0
庄太郎「…まぁ、大抵は兵士に売ってるだけでさぁ…半ば皇帝陛下も黙認してたみたいだけど…」

「だから、なんだ」

庄太郎「…店がやられる前に…こんな、物…持ってきてさ」
以下略



772: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/20(水) 17:09:39.05 ID:JZxGR/tC0

瑠璃「…お兄さん…」

邪火流「…あの野郎!」

以下略



773: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/20(水) 17:15:44.21 ID:JZxGR/tC0
「ほれ、感動の再会じゃあねぇか、楽しみな」

ぶん、と放り投げられた庄太郎は地面に鈍い音を鳴らして落ちた

瑠璃「あ…」
以下略



774: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/23(土) 22:05:34.18 ID:Mq26Czc80
邪火流「…夏美…」

夏美「お、お父さん…」

邪火流「…」
以下略



775: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/25(月) 11:10:29.14 ID:F+am94I20
邪火流「…一つ、訊きたいことがある」

「内容によっては答えられないが」

間合いを見ながら、二人はしばし動くことはしなかった
以下略



776: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/26(火) 21:03:49.47 ID:COuFse3K0
邪火流「…し、幸せだと…?」

「なぁなぁ、人間には幸福を求める権利がある、そいつは大抵の国の決まりやら憲法やらで保証されてることだ」

邪火流「…」
以下略



777: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/26(火) 22:33:51.36 ID:COuFse3K0
「言っただろ、お前は、そうやっていい人間であることによって幸せを感じてるんだ」

立膝になった邪火流の真上で、男は嬉しそうに笑う

「…これで、終わりだ」
以下略



778: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/27(水) 16:18:39.41 ID:zGtyR6mm0

「…やるねぇ、さすがだ」

頭から血を流し、それでも男は立ち上がる

以下略



779: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/27(水) 17:07:00.10 ID:zGtyR6mm0
さだのり「…やりやがったな、てめぇ」

「俺の仕事はそれなんでなぁ」

さだのり「趣味がそのまま仕事になったってことか」
以下略



780: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/06/28(木) 14:33:49.08 ID:FJ7NulEm0
「はっ…はっ…」

荒い息をしながら、男がさだのりに向けて中指を立てる

その指を、まるで誘うかのような動きでさだのりを挑発する
以下略



781: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/07/01(日) 21:26:21.83 ID:uWVCY4FQ0
散らばった瓦礫を切り裂き、二人はどんどんと建物から遠ざかっていく

既に二人の舞台は、月が照らす門前になっていた

邪火流「!!さだのり、外はまずい!!鎖鎌の射程がフルに活かされる!!」
以下略



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