過去ログ - さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」
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781: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/07/01(日) 21:26:21.83 ID:uWVCY4FQ0
散らばった瓦礫を切り裂き、二人はどんどんと建物から遠ざかっていく

既に二人の舞台は、月が照らす門前になっていた

邪火流「!!さだのり、外はまずい!!鎖鎌の射程がフルに活かされる!!」
以下略



782: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/07/04(水) 09:35:37.80 ID:pet8/zMO0
さだのり(こんくらいの痛みで、俺は退くわけにはいかない!!)

放さない、手の中の刃を、決してさだのりは放さない

「てめぇ…!!いいね、掌の中がズタボロになって泣け!!!」
以下略



783: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/07/04(水) 15:34:55.49 ID:pet8/zMO0
「…さだのり、お前もしかして油断したんじゃないのか?鎖を断ち切れたから、俺をこうやって少しでも圧すことができているから」

言いながら、男は手の中に握った二つの刃に力を籠める

五分五分…いや、むしろ圧されているのはさだのりだ
以下略



784: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/07/05(木) 09:02:10.00 ID:jjXovT8P0
「ほっほぉ!!」

歓喜の咆哮を上げながら、男がクルクルと回る

さだのりの剣を弾き、回りながらまだ壊れていない戦車の中に入り込む
以下略



785: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/07/05(木) 09:10:39.26 ID:jjXovT8P0
舞子「…みんな…死んでるわ…」

さだのり「…そうだな、生き残った連中はラッキー、ってことだ」

邪火流「…さだのり、今日は…今日は、ゆっくり休もう」
以下略



786: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/07/06(金) 21:18:05.82 ID:hLO1DPVD0
さだのり「…分かっていないだと?」

阿修羅「…お前、なぜ自分達と敵の命を天秤に掛けなかった?お前だけじゃない、邪火流も、そこの兵士もだ」

周りにいる、生きた兵士全員を睨み付けて、阿修羅が訊ねる
以下略



787:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/07/06(金) 22:59:36.93 ID:RdI70uIp0
頑張れ、さだのり!!


788: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/07/08(日) 12:34:43.38 ID:+3GqWjxm0

「あー、いってぇいってぇいってぇの」

奪った戦車、その操縦は適当に行っている

以下略



789: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/07/08(日) 16:55:38.41 ID:+3GqWjxm0
「た、助けて!!」

母親の叫び声に、なぜ他の一般人が耳を傾けるだろうか

彼らは武器など持っていない、見知らぬ女性が殺されそうになっているのに、何もすることはできない
以下略



790: ◆G2uuPnv9Q.[sage saga]
2012/07/08(日) 18:26:32.85 ID:+3GqWjxm0
「ほらほら、お前が頼まないから、娘が死んじゃったぜ、おい」

「い、いや…」

「…いい表情だが…お前一人に構ってる時間もそこまでないんでね」
以下略



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