過去ログ - 蛇足 とあるフラグの天使同盟 弐匹目
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312: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/20(水) 22:31:33.16 ID:Lp2UNjrSo

つまらない、とは思う。しかし、その一方で『こんな人生の過ごし方もアリかもしれない』という
感情が生まれかけている事に気付いていたフィアンマは思わず顔をしかめてしまうのだった。


以下略



313: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/20(水) 22:32:54.39 ID:Lp2UNjrSo


「……先ほどからずっと、夜空を眺めているな」


以下略



314: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/20(水) 22:33:55.22 ID:Lp2UNjrSo

ミーシャが普段人間に対して発する言葉に、人間でも理解できる単語が混じっているのは
単純にミーシャが『人間に自分の言葉を伝えよう』と努力しているからに過ぎない。
これは人外的存在であるエイワスにも見られる傾向だが、エイワスに何かを話すときは
大抵周りに他の人間がいるから"ついで"でそうしているだけだ。
以下略



315: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/20(水) 22:34:43.81 ID:Lp2UNjrSo


「おかしな事はない。 『星の欠片』、お前の存在を維持する柱が残っている
 ベツレヘムの星の残骸も、元はといえば俺様が作った代物だ。 それが
 今もこの夜空の遥か向こうの空間で彷徨っている事くらい、俺様にも認識出来る」
以下略



316: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/20(水) 22:35:52.19 ID:Lp2UNjrSo


「ctnrtgsyac」

「そこまでは言っておらんよ。 ただ、それが天使としての正しい在り方であるかどうかと
以下略



317: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/20(水) 22:36:45.61 ID:Lp2UNjrSo


「しかし、ならば俺様はどうなんだ?」

「?」
以下略



318: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/20(水) 22:37:33.29 ID:Lp2UNjrSo

即答だった。
思わず聞き返してしまうほど、ミーシャはわずかの迷いもなく答えた。


以下略



319: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/20(水) 22:38:53.08 ID:Lp2UNjrSo

それらの言葉は、それらの心境は、それらの考え方は、紛れもなく人間そのものだった。
人間より人間らしい。人間より人間が出来ている。純粋たる完全な天使なのに、人間が出来てる。


以下略



320: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/20(水) 22:40:32.16 ID:Lp2UNjrSo


――――――――――――――――――――――


以下略



321: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/20(水) 22:41:35.79 ID:Lp2UNjrSo

昨日の記憶は最後、遅れて宴会に参加した一方通行の様子を見に行こうと
席を立ったところまでしか残っていなかった。
その後、どうやってこの部屋に帰ってきたのかすら覚えていない。ただでさえそんな状態だというのに、
風斬がフィアンマの存在など覚えているわけがなかった。
以下略



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