過去ログ - 僕はいつだって卑劣だ
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/12(火) 20:16:04.27 ID:DTvpc6uDO
>>1先生の次回作にご期待ください!!



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/12(火) 20:17:51.10 ID:DTvpc6uDO
>>1先生の次回作にご期待ください!!



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/07/14(木) 13:42:40.58 ID:4zewQppr0
え?終わりじゃないだろ?


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/07/15(金) 12:46:17.41 ID:yxq4fw1AO
 難解、複雑な科目を扱う授業は自然と重苦しい空気になる。
それに教師の厳格さ、課題の量、その他諸々の要素が加われば相乗してその空気は濃密になってゆく。
その空気が心地良いと思える人間も中にはいるだろう。そして重圧に押し潰されまいと自身を鼓舞する者も。
だがその時間は劣等生にとってはただの退屈な時間でしかない。
 持て余した時間をどう過ごそうか。多々良 鋼介の頭の中にある懸念事項はそれだけであり、授業についていこうといった素振りは全く見せていない。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/07/15(金) 13:05:23.39 ID:yxq4fw1AO
「お前らもリンゴちゃんみたいになりたくなかったら私の授業で寝ようなんざ考えるんじゃねーぞぉ」

 間延びした声の後に控え目な含み笑いがあちらこちらから聞こえてきた。
鋼介は軽く舌打ちをすると行き場の無い怒りを込めて教師を睨み付ける。
一瞬だけ目があったが、教師はそんな事は歯牙にもかけず、再び小難しい話を始めた。
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/07/15(金) 13:24:21.43 ID:yxq4fw1AO
 鋼介はそんな彼女が嫌いでたまらなかった。
どれだけ取り繕って生徒にちやほやされようが教師は教師。
反骨精神の塊である鋼介にとってその怒りを向ける対象が華やかであるほど、怒りはどす黒い怨恨染みたものになるのだ。

「…………」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2011/07/15(金) 15:18:18.82 ID:zHY1Qcvk0
僕はいつだって卑猥だ


19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[sage]
2011/07/17(日) 23:30:20.16 ID:uNSIidvAO
期待してる


20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)
2011/07/18(月) 20:44:12.24 ID:o1c+jIrAO
期待してる


21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/07/19(火) 11:54:30.11 ID:voLLPpMAO
 天野教師の教鞭という名の折檻の影響で、唐木と鋼介は真面な状態で午前の授業を受けられなかった。
執拗にヒールで蹴られた太股は赤く腫れ上がり、頭頂部には控え目に瘤が出来ている。

「あの糞ったれ娼婦め……。卒業したら絶対お礼参りに行ってやる……」

以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)[saga]
2011/07/19(火) 12:09:08.07 ID:voLLPpMAO
「……劣等生の俺は毎日百円の掛け蕎麦。優等生のお前は毎日三食ステーキか。何だって同じ生徒なのにこうも格差が生まれるんだ……」

「失礼だな。これは俺が働いて稼いだ金で買った肉だっての」

 下卑た笑みを浮かべて見下ろしてくる唐木に対し、鋼介は露骨に舌打ちをする。
以下略



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