72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/07/28(木) 16:41:23.45 ID:DNOa7QlF0
―――海上
上空から厚い雲を裂き、巨大な翼が姿を現す。
73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/07/28(木) 16:41:51.57 ID:DNOa7QlF0
V号とロプロスが熱戦砲とメーザーを魔女に浴びせ続ける。魔女はその攻撃に耐え兼ね暴れまわって逃げ出そうとするが、二機の動きが巧妙にその行く先を絞っていく。
バビル「ようし、お前の考えに乗ってやろう。ポセイドン! ロプロスの超音波を目印にレーザーを撃て!」
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2011/07/28(木) 16:42:26.73 ID:DNOa7QlF0
―――ほむホーム
まどかとさやかはほむらの家に敷かれた結界の中で、ただ戦いが無事に終わることを祈ることしかできないでいた。
家の中にいても時折響く爆音は耳をつんざくほどだ。
75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/07/28(木) 16:42:55.95 ID:DNOa7QlF0
QB「今も聞こえるだろう? この爆音はあの男の仕業さ」
まど「私は…………」
まど「ほむらちゃんが帰ってきてくれるまで、私は絶対にここをうごかない、そうほむらちゃんと約束したから」
76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/07/28(木) 16:43:33.70 ID:DNOa7QlF0
まどかは後ずさりすることもなく、ほむらの言葉を信じて結界から一歩も出ない心でいる。
ロデム『気丈な娘だ。しかし、かわいそうだがこれも主の命令……』
77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/07/28(木) 16:44:06.50 ID:DNOa7QlF0
杏子「は……はは…………まぁ気合は十分みたいだな。ならいっちょ仕事と行きますか!!」
「いざ!」「いざっ!!」「いざぁぁっ!!!」
78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/07/28(木) 16:44:38.14 ID:DNOa7QlF0
ヨミ『うむ、よい具合だ。ロプロス、いったん上昇するぞ』
バビル「むっ、ポセイドンも後退だ」
ヨミ『魔法少女隊! 前へ!』
79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/07/28(木) 16:45:10.80 ID:DNOa7QlF0
ヨミ『お前にはわしのやり様が手に取るようにわかるのだな。やはりわしとお前は通ずるものがある』
ヨミ『だがそれ故に、お前はわし最大の敵なのだ』
バビル「無駄口はよせ。たしかにあれらはよく動くが力が足りん。僕らの兵器でも魔女は倒しきれんぞ」
80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/07/28(木) 16:45:42.07 ID:DNOa7QlF0
時間が再び動き出し、港の周辺に配備された迫撃砲や対艦ミサイルが計算しつくされたタイミングで一斉に発射され、
まったく同時に魔女に命中する。
それに合わせて遅れることなく、埋立地に無数に設置されたプラスチック爆弾も全て一度に起爆する。
埋立地には巨大な魔女を飲み込んでもまだあまりある大きさの火球が生まれた。
81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/07/28(木) 16:46:19.86 ID:DNOa7QlF0
コアを砕かれ、その体を失い、ワルプルギスの夜はここにきてようやく完全に消滅することとなった。
杏子「やったか!!」
82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/07/28(木) 16:46:50.23 ID:DNOa7QlF0
ヨミ『なに、魔翌力の大小を適切に配分しただけの事だ。お前の力もまた、使いようでは強力無比なものとなろうて』
ほむ「そういうことにしておいてあげましょう………」
杏子「んで、オッサン誰だよ」
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