588: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/18(日) 23:37:28.96 ID:lqTf1nfxo
ギリギリ今日だろ?駄目?
589: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/18(日) 23:38:32.97 ID:lqTf1nfxo
「ふう……ようやく動けるようになりました。と、ミサカは現状を確認します」
妹達の1人である9982号はミサカネットワークの力を借りて、
上位個体から送られてきた命令(便宜上これをウィルスと定義した)によって演算領域のほとんどを奪われていたのだが、
その残った演算力を全て9982号に回すことで動けるようになったのだ。
590: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/18(日) 23:39:22.73 ID:lqTf1nfxo
「……いつまでも勝ち誇ってないでそこからどいてもらえませんか?重た「何か言った?」……いえなんでもないですと、ミサカは慌てて訂正します」
「あら、せっかく勝利の余韻に浸っていたのに。仕方ないわね」
591: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/18(日) 23:40:43.83 ID:lqTf1nfxo
「そう、シャドウの力を感じた時みたいな……」
592: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/18(日) 23:41:30.94 ID:lqTf1nfxo
「……ブフッ、「ペルソナァ!」ですって」
それを見た芳川は思わず噴き出す。
あたかも結果が分かっていた上で、
593: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/18(日) 23:42:53.72 ID:lqTf1nfxo
・・・
「全く、何だこりゃひょっとして夢でも見てんじゃねーのか?」
594: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/18(日) 23:43:43.87 ID:lqTf1nfxo
「にしても、ここまで何も無いとホラー感じるわよね。
学校の怪談とかだと町に出たら全員のっぺらぼうだったとか」
「あー、鏡の世界だったか……
そんな映画もあったっけなあ。人面犬とかかなり強烈だったわ」
595: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/18(日) 23:45:11.08 ID:lqTf1nfxo
「なんだあれ……」
ぼんやりと遠くから何かが見える。垣根もまたぼんやりと呟いた。
ガシャガシャと鎧がぶつかり合うような音が、
596: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/18(日) 23:46:34.40 ID:lqTf1nfxo
「何しやがる!?」
「駄目……あれは違う……人間じゃない……」
597: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/09/18(日) 23:50:42.55 ID:lqTf1nfxo
「あれには確かに心がある……いえ、その表現は正しくないわね……
言うならば、『心そのもの』だと思う」
「ハァ?」
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