過去ログ - エリー「私と5つの物語……///」
1- 20
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/05(金) 21:20:04.44 ID:rkRztRK1o
栗色の布で装丁された古い本。私が子供の頃から繰り返し読んでいるものです。

最近はあまり読むことがなかったのですが、今日はなんだかこの本を読みたい気分だったのです。

シャロ、ここにきたのかな……
以下略



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/05(金) 21:20:51.56 ID:rkRztRK1o
エリー「シャロ……///」

シャロ「エリーさん、シャロですよー」

エリー「やっぱりここにいたんだ」
以下略



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/05(金) 21:22:02.67 ID:rkRztRK1o
エリー「きれいね」

シャロ「あ、あと、エリーさんに、これ」

シャロが差し出したのは様々な色の折り紙でした。
以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/05(金) 21:24:26.07 ID:rkRztRK1o
シャロ「そういえば、エリーさんはなんでここに来たんですかー?」

エリー「シャロを追ってきて……」

シャロ「あたしをですか?」
以下略



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/05(金) 21:28:21.17 ID:rkRztRK1o
初夏の朝、花咲く庭で私は膝の上の本を開きます。

これはとても不思議な、ある少女の物語。

好奇心旺盛な彼女は不思議なうさぎを追って、花咲く草原からうさぎの巣穴に落ちてしまうのです。
以下略



53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/05(金) 21:29:35.08 ID:rkRztRK1o
ネロは子供のように私の胸にしがみついています。

震える背中を優しくなでます。

エリー「気持ち、わかるよ……」
以下略



54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/05(金) 21:30:07.52 ID:rkRztRK1o
こんなネロがすごくいじらしくって、すごくいとしいのです。

ネロ「じ、じゃあ、とにかく。これ、ありがとう!」

ネロはそういうと駆け足で戻っていきました。
以下略



55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/05(金) 21:31:35.75 ID:rkRztRK1o
また読書に戻ります。

次に少女が出会うのはトランプの王様たち。

たくさんのトランプが人のように行進しているのです。
以下略



56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/05(金) 21:32:18.24 ID:rkRztRK1o
やっぱりコーデリアさんって、ネロのことよくわかってるなあ……

それから、コーデリアさんは私の方に向き直りました。

コーデリア「それに、エリー、あなたもね」
以下略



57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/08/05(金) 21:33:34.43 ID:rkRztRK1o
私はまた本を開きました。

物語も終盤。トランプは空に舞って少女に降りかかります。

そして、それをきっかけに、少女は現実の世界に戻ります。
以下略



83Res/76.03 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice