過去ログ - 鹿目まどかと魔法少女
1- 20
17: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 01:09:32.67 ID:BFRrGUMm0
おしゃべりしながら歩き続けてしばらく、少女たちはマミの住むマンションにたどり着いた。

「一人暮らしだから遠慮なくどうぞ」

「お邪魔しまーす」
以下略



18: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 01:11:07.19 ID:BFRrGUMm0
部屋の寂しい印象をどこかへやるように、楽しそうな、明るい声でマミは言う。

「すぐに、おもてなしを用意するわね。
 だから準備ができるまで、くつろいで待っててもらえないかしら」

以下略



19: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 01:12:40.79 ID:BFRrGUMm0
01



すべてが書き換えられていく。
以下略



20: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 01:13:33.49 ID:BFRrGUMm0




多くの人々が学校や会社に向かい始める朝の時間帯。
以下略



21: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 01:14:52.13 ID:BFRrGUMm0
出会って一日にもかかわらず、まどかはマミにすっかり懐いていた。
それは嫌な夢の印象も消えてしまうほどに。まるで昔からの知り合いだったように。
まどかは、今日の夕方に予定された魔法少女体験コースにも参加することにしている。

「楽しんで来なって、言いたいとこだけど、夢中になって帰りが遅くにならないようにね」
以下略



22: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 01:16:48.21 ID:BFRrGUMm0
学校に近づくと、まどかの心は少し乱れた。きっと、転校生の暁美ほむらは教室にいるだろうから。
仁美とクラシック音楽の話で盛り上がっていたさやかが、まどかの不安を察し、テレパシーを使う。
キュゥべえの力により、彼女たちはテレパシーで会話ができるようになっている。

――どうしたの?
以下略



23: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 01:17:49.00 ID:BFRrGUMm0
「お二人とも、突然どうしたんです? 黙って、相手のことをじっと見ていますけど……」

「えっ? な、何でもないよ。ねぇ、さやかちゃん?」

「そう、何でもないからさ。気にしないで」
以下略



24: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 01:19:03.69 ID:BFRrGUMm0

昼休み、学校の屋上で、まどかとさやかはお互いの心境を確認しあっていた。キュゥべえはいない。
今朝、教室に着いてすぐに釈明をした結果、仁美の誤解を解くことはできた。
二人の頭を悩ましているのは願い事とその代償だ。

以下略



25: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 01:19:41.10 ID:BFRrGUMm0
「それにね、まだ迷ってるの。今の私は幸せだから、魔女と戦う方が怖くて嫌だなって、思っちゃう。
 私、臆病だよね? 夢が叶うチャンスなのに」

「そんなことない。あたしもいろいろ考えたけどさ、やっぱそこで悩んじゃうわけだし。
 まどかは確かにちょっと怖がりだけど、やさしい子だよ」
以下略



26: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 01:21:05.66 ID:BFRrGUMm0
――私が見張っているから安心して。

――ふぇ? マミさん?

――僕もいるよ。
以下略



27: ◆BMkVgrQB5qSZ[sage saga]
2011/08/12(金) 01:22:08.90 ID:BFRrGUMm0
「あの、その、暁美さん?」

「……ほむらって、呼んでもらえるかしら」

淡々と返事をしていたほむらが言いよどむ。
以下略



53Res/36.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice