156:1[saga]
2011/10/08(土) 23:48:05.75 ID:Ytwh+CC40
*
ほむらがワルプルギスの夜のことを話した翌日のことだった。
157:1[saga]
2011/10/08(土) 23:49:58.45 ID:Ytwh+CC40
「…!!や、やめて!!!きっと治るから!!諦めなければきっと---」
「諦めろって言われたのさ。今の医学ではどうしようもない。
この腕はもう、動かないんだ。奇跡か魔法でもない限り……」
158:1[saga]
2011/10/08(土) 23:51:29.09 ID:Ytwh+CC40
「……ゴメン。恭介の気持ちも考えずに……。私、ちょっと無神経だった…」
さやかの気持ちとは裏腹に、声に出たのは謝罪の言葉だった。
それを聞いた恭介は、はっ、とする。
159:1[saga]
2011/10/08(土) 23:53:41.75 ID:Ytwh+CC40
怖いんだ。どうしようもなく。
恭介の腕を治すことと、魔法少女になって戦うことを天秤にかけても釣り合わないくらいに。
そして口に出してしまったら、もう行くしかないことが分かってしまったのだ。
160:1[saga]
2011/10/08(土) 23:55:50.19 ID:Ytwh+CC40
今日はここまでです。
では。
161:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[sage]
2011/10/09(日) 00:44:22.69 ID:g2Y9vCSAO
乙
162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/10/11(火) 21:58:16.81 ID:U2dJQhBDO
乙!
みんな仲がいいのに、何なんだこの後味が悪い感じは…
163:1[saga]
2011/10/16(日) 11:33:06.07 ID:NT8qNy6V0
>>153訂正
× …危ないから見に行こう、なんて考えちゃダメよ
164:1[saga]
2011/10/16(日) 11:36:01.19 ID:NT8qNy6V0
*
学校からの帰り道、まどかはゆまと一緒に歩いていた。
165:1[saga]
2011/10/16(日) 11:37:59.74 ID:NT8qNy6V0
数十分後。
「…いないね」
166:1[saga]
2011/10/16(日) 11:39:29.15 ID:NT8qNy6V0
「---あら、鹿目さん。ごきげんよう」
まどかへと振り返った仁美の目からは、生気がごっそり抜け落ちていた。
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