253:1[saga]
2011/11/13(日) 09:45:29.62 ID:H8PIVQQB0
「でも、それを見越しての、この計画でしょ?
まず暁美さんの機嫌を取って、それから契約の話を切り出す、っていう」
「そうでしたね。ほむらってまどかに甘そうだし、機嫌しだいでは笑って許しそうだよね、って話でしたよね」
254:1[saga]
2011/11/13(日) 09:46:29.02 ID:H8PIVQQB0
「でもやっぱり、これは何だか卑怯な気がしますよ。
せめて、ほむらに説明してからの方がいいんじゃないですかね?」
「ん……そう言われればそうかもね」
255:1[saga]
2011/11/13(日) 09:47:17.64 ID:H8PIVQQB0
「……邪魔するって、そりゃあそうでしょうよ」
さやかは思う。
ほむらがキュゥべえを撃つ、か。確かにいざとなったら、そういう強硬手段をとりそうだ。
256:1[saga]
2011/11/13(日) 09:48:00.83 ID:H8PIVQQB0
「そういや、何で急に契約する気になったのさ」
疑問に思ったときには既に、口から言葉が出ていた。
257:1[saga]
2011/11/13(日) 09:49:10.65 ID:H8PIVQQB0
*
「ああぁあああぁあああぁぁあぁぁああ!!」
258:1[saga]
2011/11/13(日) 09:50:07.17 ID:H8PIVQQB0
まどかの顔が苦痛で歪む。
「ねえ何で?! 何でなの?!! 私のことがそんなに嫌いなの?!! ねえ、黙ってないで答えてよ!!」
259:1[saga]
2011/11/13(日) 09:51:05.99 ID:H8PIVQQB0
「お願い……まどかの手で、私のソウルジェムを壊して……私、もう、耐えられないよぅ……」
ほむらは涙声でそう言った。
まどかは、どうしたらいいのか分からず、動けなかった。
260:1[saga]
2011/11/13(日) 09:52:04.17 ID:H8PIVQQB0
「暁美さん!! 貴女、一体何をしているの!!」
ほむらは、突如現れたマミによって、リボンで拘束されていた。
特に腕が重点的にリボンで巻かれており、銃は地面へ向けられていた。
261:1[saga]
2011/11/13(日) 09:53:11.48 ID:H8PIVQQB0
「……うん……」
まどかは小さく答えた。
262:1[saga]
2011/11/13(日) 09:54:03.90 ID:H8PIVQQB0
「……ほむらをこのまま此処で寝かせておくのはマズくないですか?」
「そうねぇ……。とりあえず、暁美さんのアパートまで運んで、中で寝かせましょ。
美樹さんはさっき蹴っ飛ばしたソウルジェムを取ってきてもらえるかしら。
601Res/385.53 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。