61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2011/09/12(月) 22:09:21.69 ID:nbU0t01Go
「はー、ごちそうさまー」
彼女は幸せそうに口元をぬぐった。
62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2011/09/12(月) 22:10:13.56 ID:nbU0t01Go
「……はあ」
「バーサーカーからいきなり賢者になったな」
63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2011/09/12(月) 22:11:05.98 ID:nbU0t01Go
二人で現状に呆れる。
でも、彼女は自分でケリをつけた。
もう大丈夫だと思う。
64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2011/09/12(月) 22:12:07.09 ID:nbU0t01Go
(しずまれ……ッ!俺の燃料棒……ッ!)
この時間を活かし、必死にエロとは無関係のことを考える。
良かった。
65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2011/09/12(月) 22:13:13.97 ID:nbU0t01Go
―――――女の家・再び―――――
彼女はお礼とお詫びに、と、ケーキを買って家で振る舞ってくれると言った。
僕はこのまま帰宅して、簡単に日常に戻るのも何なので、
66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2011/09/12(月) 22:14:00.12 ID:nbU0t01Go
「そんな顔しないで」
僕はどんな顔をしたんだろう。
67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2011/09/12(月) 22:14:50.70 ID:nbU0t01Go
夢に見たことは全て現実だったこと。
「自分の内臓と走馬燈見ながらさ、願っちゃったんだ」
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2011/09/12(月) 22:15:46.20 ID:nbU0t01Go
「人間じゃなくなるかもって言われた」
言葉が出てこない。
69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2011/09/12(月) 22:16:49.18 ID:nbU0t01Go
僕は、ああ、とか、うう、とかなんだかよくわからないうめき声を出した。
70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2011/09/12(月) 22:17:47.29 ID:nbU0t01Go
「あ、おねーさん」
「思い出してくれたみたいね」
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2011/09/12(月) 22:19:09.78 ID:nbU0t01Go
女吸血鬼は語る。
「血は吸うにしても与えるにしても、そこから24時間が大事なのよね」
吸血鬼は、彼女を気にかける一方で、観測していた。
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