過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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732:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/02/16(木) 01:38:05.17 ID:FJ6Ug0Ono

 ……痛いところを突かれたが、まだ大丈夫だ。
 そんなことは百も承知だ。ある程度の因果を背負った者でなければ、彼らを見ることは出来ない。
 イギリス清教に所属する修道女ですらその姿を見れない者がいる以上、確かに知覚できる存在は少ないだろう。

以下略



733:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/02/16(木) 01:38:44.05 ID:FJ6Ug0Ono

 数えるのが億劫になるほど浮かんでいる。
 その内、果たして監視衛星はいくつあるのだろう。その性能はどれほどの物なのだろう。
 詳しいことは知らないが、最近のアメリカの人工衛星で数十〇センチクラスの解像度を持つらしいから、
 学園都市の物なら新聞紙の文字だって判別できるかもしれない。
以下略



734:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/02/16(木) 01:40:36.27 ID:FJ6Ug0Ono

 自分が抱える『問題』についてもお見通しか。
 まぁ、無理もないだろう。ローラは卑屈そうに笑った。

ローラ「生憎と、私の代わりは既にいるわ。私よりも人に好かれていて、私よりも有能で、才に溢れた者が」
以下略



735:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/02/16(木) 01:41:03.03 ID:FJ6Ug0Ono

 彼らは知的生命体に対して、ある一定の譲歩をしている。
 その結果が、人類がまともに交渉を行えている現状だ。
 例えどれだけ技術力や知識に差があろうと――彼らは人類を、自分達と同じ知的生命体として扱ってくれているのだ。
 悔しくはあるが、同時にそこは付けこむ事の出来る大きな隙でもある。
以下略



736:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/02/16(木) 01:41:29.67 ID:FJ6Ug0Ono

ローラ「契約がなければ命を散らしかねない、彼女達のような少女を救済したることが目的よ。
     あなた達は絶望の匂いを嗅ぎ付けられるみたいだし、迅速に駆けつけられるくらいには数が多いでしょう?」

 言うなれば、お助け屋だ。願いは叶えられないが、可能な限り助力を尽くす。
以下略



737:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/02/16(木) 01:41:56.28 ID:FJ6Ug0Ono

 目を瞑り、ほんのわずか数瞬の間だけ過去へ思いを馳せた。
 そして次に目を開いた時には既に意識は現在に向けられている。
 視界の中で、キュゥべぇは首を傾げて静かにこちらの瞳を覗きこんでいた。

以下略



738:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/02/16(木) 01:42:24.14 ID:FJ6Ug0Ono

QB「分かったよ、じゃあ話を戻そう。つまり要請は、そういった絶望する少女のために動いてくれということかな」

ローラ「ええ、それで良いわ」

以下略



739:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/02/16(木) 01:42:51.91 ID:FJ6Ug0Ono

ローラ「我々は宇宙延命という大きな目的に向けて、全面的に協力したることを誓うわ」

QB「誓って……それだけかい? 協力したところで、何一つ解決しない可能性の方が大きいじゃないか」

以下略



740:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/02/16(木) 01:43:31.52 ID:FJ6Ug0Ono

ローラ「取引を断れば、向こう一〇〇年はまともにエネルギーは回収出来ず。
     先の見通しが立たない文明では、魔法少女システム以外の方法を見つけらず」


以下略



741:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/02/16(木) 01:44:08.32 ID:FJ6Ug0Ono





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