過去ログ - まどか「無限の中のひとつの奇跡」
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76:視点:真矢エリ ◆oQV5.lSW.w[sage saga]
2011/10/13(木) 02:48:52.39 ID:oIK4Qu7A0
肌を冷やす風の吹き荒ぶ中、今日最後の陽の光を浴びる、長い黒髪が撥ね上げられて
「殺し合いを、しましょう」
その言葉を合図に、二人の身体が光に包まれ、戦いの装束が纏われる。
77: ◆oQV5.lSW.w[sage saga]
2011/10/13(木) 02:49:56.06 ID:oIK4Qu7A0
「何故、弓も翼も出さねぇ」
「貴方相手に、弓を引いている暇なんて無いわ」
「飛べば、済むだろう」
78: ◆oQV5.lSW.w[sage saga]
2011/10/13(木) 02:50:50.97 ID:oIK4Qu7A0
止まった世界の中、風の大きな吐息が、赤と黒の髪を宙へと巻き上げる。
明美先輩の口が、静かに開く。
「――私の、負けね」
79:視点:真矢エリ ◆oQV5.lSW.w[sage saga]
2011/10/13(木) 02:55:25.86 ID:oIK4Qu7A0
漏斗のような器具――ドリッパーだっけ?に、濾紙をセットする。
コーヒーなんて、インスタントのやつしか淹れたこと無いけど
ただお湯を注ぐだけだし、難しくは無い……よね?
「んー、どれが、いいのかな」
80: ◆oQV5.lSW.w[sage saga]
2011/10/13(木) 02:56:48.13 ID:oIK4Qu7A0
時計の針を見ながら、色々と思う。
私は、無力で、冷淡だ。
常に自分のことで手一杯で、誰かのことを構う余裕が持てない。
81: ◆oQV5.lSW.w[sage saga]
2011/10/13(木) 02:57:42.59 ID:oIK4Qu7A0
4分経過。
お湯の分量は目盛りがあるから大丈夫。えと、カップは温めておくんだっけ?
一気に注ぐよりはゆっくり注いだ方がいいんだろうか、やっぱり。
82: ◆oQV5.lSW.w[sage saga]
2011/10/13(木) 02:58:33.68 ID:oIK4Qu7A0
「ふっふー。通はやっぱりブラックなのだよ」
……うん、美樹先輩だからしょうがない。
私は素直に角砂糖を2個。敷島さんも1個。
83: ◆oQV5.lSW.w[sage saga]
2011/10/13(木) 03:02:50.20 ID:oIK4Qu7A0
今回はここまで。
明らかに需要無い。なんでだ。
おれさまだって地の文ばかりだと最初からスルーするし
84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/10/13(木) 04:34:04.58 ID:K1vmpmuxo
ギャグテイストはレスが気楽にできるから読者(需要)が見えやすいのが強みだな
こっちは超展開や突飛なネタで引っ張るというわけじゃないからその点つらいかもね
新キャラの美術部の人はまだよく分からんけど、オリキャラもあんこ周りもちゃんと続きを読みたい話になってるよ
読むのが辛いえげつないネタで攻める系でもないし、あとは継続こそがパワーだな
85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/10/13(木) 06:58:31.77 ID:jIAnei2Yo
乙
読んでるよ
最初のうちはどう転ぶかよく分からない部分もあるし、
ROMで様子見な人も多いんじゃない?
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