過去ログ - 浜面くんがSSを書くお話
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/07(金) 19:02:50.17 ID:i7QP7kDX0
「最近何かこそこそしてると思ったら、脚本を書いていたんですか」

と絹旗最愛は言った。

「絹旗か、おはようさん」
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/07(金) 19:03:31.01 ID:i7QP7kDX0
「最近SS書いててなんかしっくりこなくてよ、なんかコツみたいなの分からないか?」

彼らは学園都市の暗部組織である『旧アイテム』構成員である。
過去に他の暗部組織である『スクール』の襲撃や麦野の暴走があり壊滅状態となり、学園都市とロシアでの戦争や他勢力らの暗躍によりアイテムを含む全暗部組織は実質的に壊滅した。
その後、ロシアに逃げていた浜面たちを追ってきた学園都市の刺客から、最高機密のデータチップを奪取しそれを材料に上層部と交渉。
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/07(金) 19:04:07.79 ID:i7QP7kDX0
「私が好きな映画は超B級ですよ? 構成とか無茶苦茶ですし」

「何が駄目なのか分かるとその逆をすればいいんだろ?」

「反面教師って事ですか。まあB級以外を全く見ない訳でもないですし、これでも私は映画自体に造詣が深いと自負してます!」
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/07(金) 19:04:54.32 ID:i7QP7kDX0
――――――――――
「・・・・いてて」
俺の名前は浜面仕上。
色々あって学園都市と抗争する事になっちまた。
「死ねッ!!!!!!!!!浜面!」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/07(金) 19:05:36.00 ID:i7QP7kDX0
「超窒素パーンチ!」

「ぐへッ!」

後頭部を殴られた衝撃で、浜面はコタツに顔面を打ち付けた。
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/07(金) 19:06:12.20 ID:i7QP7kDX0
〜最愛ちゃんの映画構成講座〜

絹旗は物置部屋から少しほこりを被ったホワイトボードを取り出し、十五個の問題点を書き出した。

「口で言っても理解できないと思うのでここにいくつかの重要なポイントを書きます。何を書きたいのか知りませんけど、正義のヒーローが活躍するアクション映画を基準にして説明しますね」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/07(金) 19:06:59.67 ID:i7QP7kDX0
「先ほどの文と呼ぶのもおこがましい物は目的が完全に謎です。むしろ何を考えたらあんな文章が書けるんですか?」

「思ったことをそのまま書いたんだけど……てか一つおかしいよな? 十五個じゃなくて十四だよな?」

「窒素パンチをお見舞いされたいんですか?」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/07(金) 19:07:29.20 ID:i7QP7kDX0
「次に目的ですが、追加で『戦う理由』もありますね。大体の映画にバトルがあるので『生きる理由』、『救う理由』、『倒す理由』など目的と戦う理由が超密接に関係してます。戦いと言っても殴り合いや銃撃戦だけじゃなくレースバトルとかの『競う』性質や、『駆け引き』の恋愛もバトルと言えますね」

「明確な目的がなければ何をしたいのかわからねえしな」

「サスペンスとかみたいに序盤は目的を隠したりぼかして、主人公と共に話の全貌を解明していく作品もありますけど脚本家が目的を決めてないと話が何処に行くのか分かりません」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/07(金) 19:08:37.69 ID:i7QP7kDX0
「四個目は主人公が最も幸福なのはいつかですね。不幸だけだと事件関係なしにただ不幸なだけですし落差がないと盛り上がりに欠けるんですよ。ゴムは引っ張って限界まで伸びた所を一気に開放するから威力が出るんです。大体はハッピーエンドの瞬間ですけど、最初が一番幸せでどんどん落ちていく種類もありますね」

ダウナー系の映画のうち初めから最後まで常に不幸で救いのない作品もなくはないですけど、今は覚えなくてもいいと絹旗は付け足した。

「けど伸ばし過ぎると伸びきってだらだらになるよな」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/07(金) 19:09:09.08 ID:i7QP7kDX0
「難しいんだな」

「まだ半分も説明してませんよ? 五個目に主人公にどんな能力を持たせるのかです。これは能力者と言う意味じゃないですよ? 交渉術や格闘術、銃の扱いとかも込みですね。ただし超持たせ過ぎると主人公無双になるので注意が必要です」

「主人公が無能だと事件を解決できねーもんな。だからと主人公が武道の達人でひたすらに無双とかも見てて何て言うか……」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/07(金) 19:09:39.35 ID:i7QP7kDX0
「六個目は主人公が一つ代えれる事が出来るなら何かです。さっきも言いましたけど、超万能だと話が広がりませんし欠点がないと面白くありません。その欠点を埋めるために脇役や小道具があると言っても過言ではありませんし、敵がそれを持ってる場合もありますね」

「俺の扱い酷! まあ抜けてるのは否定しないけどさ」

「浜面は所詮バカ面なんですよ。まあ浜面は無能力者ですが無能じゃないのは、オマケでギリギリ何とか仕方がなく認めてあげますよ」
以下略



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