過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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199:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(チベット自治区)[sage]
2011/11/03(木) 03:08:04.30 ID:JR1xUpHqo
食うかい?


200:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[sage]
2011/11/03(木) 16:54:33.79 ID:big210gSO
ゆまが嬉しいと感じるのは人の役に立てたときだよな
実は杏子の方が遊んでもらってるのかね



以下略



201: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/03(木) 22:27:53.85 ID:JsI8h3lY0

ぱち、とどうしてか目が覚めた。
夢見が悪かったわけではない。
ただ単に、なんとなく目が覚めただけだ。

以下略



202: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/03(木) 22:28:37.60 ID:JsI8h3lY0

玄関から出て廊下から身を乗り出し、人影を探す。
夜の闇の中で、影、というのも妙かもしれないが。
魔法少女の視力ならば、夜の闇でも十分に物は見える。

以下略



203: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/03(木) 22:29:49.38 ID:JsI8h3lY0

気配を感じたのか、ゆまが振り返る。

「……何してんのさ」

以下略



204: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/03(木) 22:30:45.51 ID:JsI8h3lY0

「パパもママも、ゆまのことが嫌いなの」

親父達も、きっとそうなんだろう。
けれど、それは自業自得だった。
以下略



205: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/03(木) 22:31:34.72 ID:JsI8h3lY0

「もう、やめなよ」

それは、懇願だった。
何の罪も無く虐げられるゆまと、自ら家族を壊した自分。
以下略



206: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/03(木) 22:32:31.59 ID:JsI8h3lY0

ああ。
しまった、と思った。

どうしてしまった、なのかはわからなかったが。
以下略



207: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/03(木) 22:33:18.28 ID:JsI8h3lY0

しばし逡巡して、ゆまが口を開く。
律儀に答える必要がある、というわけではないのだけれども。

「……強くなりたい」
以下略



208: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/03(木) 22:34:15.22 ID:JsI8h3lY0

「なあ、ゆま―――強さって、なんだろうな?」

問いかけに、ゆまは咄嗟に答えが出ない。
待っていれば、物理的な力を答えとして示すだろう。
以下略



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