過去ログ - 【R-18】魔獣霊「「「マスター、一人きりにはしませんよ!」」」
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2: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2011/10/15(土) 01:16:16.42 ID:QEsZSCYOo
魔「ふふ、マスター可愛い……」

背後から、魔族特有の淫靡な響きを持った声が聞こえてきた。
特に夜魔のそれともなれば、聞いただけで欲求を高められる。
――瞳にさえ見つめられなければなんて強がったのが間違いだった。
以下略



3: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2011/10/15(土) 01:17:27.06 ID:QEsZSCYOo
主「み、みんな。恥ずかしいから、もうやめてよっ」
魔「やーだ。今日はまだマスターからごはんもらってないもん」

獣「ごはん!ごはん!」
主「うう、獣はさっきあげたお肉で十分じゃないか」
以下略



4: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2011/10/15(土) 01:19:45.87 ID:QEsZSCYOo
主「どうしてこうなった……」

目にはクマ。服は全て剥ぎ取られ、魔力は朝だというのに空っぽ。
とても召喚師と自己紹介しても信じてもらえない惨状だ。
でも、僕は魔物を従え自らも未知の力を操る召喚師なんだ。
以下略



5: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2011/10/15(土) 01:21:01.80 ID:QEsZSCYOo
人心掌握は大変だって言うけれど、人外の存在を従えるのだって簡単じゃない。

召喚した相手を魔力で縛って、互いの血で杯を交わすか。
召喚した相手を魅了して、その……交わるか。

以下略



6: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2011/10/15(土) 01:22:17.61 ID:QEsZSCYOo
魔「ふふふ。初めてのマスター、とっても可愛かったな」

思い返そうとしていた矢先、声をかけられてびくっと肩が跳ねあがる。
まるで思考を呼んでいたかのように、魔がくすくすと笑っていた。

以下略



7: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2011/10/15(土) 01:24:06.26 ID:QEsZSCYOo
主「……ま、魔にいじめられないで済むところ」

毒づいてやったつもりだけれど、魔には逆効果だったらしい。
獲物を見つけた、という表情を浮かべると正面から抱きついきた。
魔族の腕力に敵うはずもなく、ベッドへと押し付けられる僕の体。
以下略



8: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2011/10/15(土) 01:25:14.48 ID:QEsZSCYOo
首の付け根から胸板にかけて、何度も濡れた柔肉が肌を吸い上げる。
そのたびに小さな悲鳴が洩れてしまい、それが余計に魔の笑みを濃くした。

魔「ふふ、淫魔じゃなくてもわかるよ。マスターが興奮してるコト」

以下略



9: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2011/10/15(土) 01:26:42.94 ID:QEsZSCYOo
主「ごめんなさい」

もう何100回目かわからない。また、堕とされた。
欲求と恥辱で涙が滲み、ぽろぽろと塩辛い雫が僕の頬を伝う。

以下略



10: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2011/10/15(土) 01:28:36.11 ID:QEsZSCYOo
主「ん……んんっ ん、ん」
魔「あんっ ん、ふふふ」

魔のブラをずらし、片方の乳房に吸い付きながら空いた側を揉む。
といっても僕の手に彼女の胸は収まりきらず、揺らしているというほうが正しい。
以下略



11: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2011/10/15(土) 01:29:23.03 ID:QEsZSCYOo
初めて交わった時から続いてきたレッスンは、僕の一言から始まった。
契約をお願いしたものの、エッチのことなんて何も知らない。
面白半分で一番に同意してくれた魔に、僕はそれを打ち明けたんだ。
魔力が切れた上、もう一つの契約方法についても何も知らない。
呆れられて食べられてもおかしくないけど、生き残る道はそれしかなかったから。
以下略



12: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2011/10/15(土) 01:30:29.73 ID:QEsZSCYOo
自分と繋がることをご褒美と言いきれる女性なんて、どれだけいるだろう。
けれど、魔がそれを口にしたって咎められるような人間は誰一人いないと思う。
鼻先の触れあう距離で見つめているのに、欠点一つ見つからない顔立ち。
僕の頬をくすぐる紅い髪、魔族でありながら聖画のように白く滑らかな肌。

以下略



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