過去ログ - トレイン「超電磁砲?」
1- 20
91:1[sage]
2011/10/30(日) 22:36:15.92 ID:HX5XWeMT0
朦朧とした意識の中で、介旅初矢はゆっくりと目を開いた。

まず視界に入ったのは、薄暗い部屋で唯一の光源となっている数台のPCモニター。

自分の右手に置かれているそのモニターの脇に、人の気配があった。
以下略



92:1[sage]
2011/10/30(日) 22:36:48.31 ID:HX5XWeMT0
「そう怯える事もあるまい」

唐突に眼鏡の男の反対側、つまり介旅の左側からしゃがれた声がかかる。

介旅は跳ね飛ぶ様に首を回してそちらに視線を向けた。
以下略



93:1[sage]
2011/10/30(日) 22:37:51.24 ID:HX5XWeMT0
「う――――む……」

照り付ける太陽の光に身を焼かれそうな暑さの中で、黒子は眉根を寄せて呻り声を上げながら考え込んでいた。

「さっきから何なのよ黒子。熱中症になるわよ?」
以下略



94:1[sage]
2011/10/30(日) 22:38:24.93 ID:HX5XWeMT0
「……実は、今回の様に登録された犯人の能力と被害状況に食い違いのあるケースは、これが初めてではありませんの」

「どういう事?」

「どうもこうもありませんの。『書庫』に登録されている能力レベルでは到底実現し得ない規模の被害が出ている事件が、ここ最近続いておりますの」
以下略



95:1[sage]
2011/10/30(日) 22:40:22.31 ID:HX5XWeMT0
「まぁ、煮詰まってるなら気分転換でもしてみましょ。冷たい物でも飲めば何かいい考えが出るかも知れないわよ」

「そうですわね……」

美琴が指差す方向を見て、黒子も頷く。
以下略



96:1[sage]
2011/10/30(日) 22:41:05.95 ID:HX5XWeMT0
爆弾が爆発する瞬間、彼は初春と爆弾の間に立ちはだかり、左手に何かを持って、その腕を思い切り振り抜いていた。

何をしていたのか、美琴には見当も付かない。

が、結果として初春と女の子(ついでに美琴と涙子)は助かり、混乱の中彼は姿を消していた。
以下略



97:1
2011/10/30(日) 22:46:59.64 ID:HX5XWeMT0
本日の投下を終了します
お付き合いありがとうございました


98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(香川県)[sage]
2011/10/30(日) 22:49:33.82 ID:SMUGKXewo



99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2011/10/30(日) 23:01:08.61 ID:/mF9e5GGo
ああ、乙だ


100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[sage]
2011/11/01(火) 12:49:29.34 ID:7dUYBG4/o

黒猫は小説の設定とか出る?

サーバを移転しました@荒巻 旧サーバ:vs302.vip2ch.com



167Res/100.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice