20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/10/24(月) 23:14:44.52 ID:jt8OC87I0
がんばってください
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/10/24(月) 23:25:54.48 ID:JvvpBlYY0
こうして雑談している間にも、刻々と時間は迫っていた。
残りの朝食を一気にかきこんで、立ち上がる。
「じゃ、着替えてくる」
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/10/24(月) 23:36:59.85 ID:JvvpBlYY0
「どうだ?」
「んん、女の子が無理して男物の制服着てる感じ」
「悔しいが事実だな」
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/10/24(月) 23:47:02.85 ID:JvvpBlYY0
妹が家を出てから、およそ3分ほど。
やったまま放置してあった課題を鞄にぶち込むと、家を出る。
紅葉こそしてないが秋真っ最中、制服の衣替えは終えていた。
「せめて夏服じゃないのが救いだよな」
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/10/24(月) 23:54:30.79 ID:SIIcLCZ70
百合! 百合!
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/10/24(月) 23:58:29.94 ID:JvvpBlYY0
面倒くさがりな男は、結局行動に移そうともせず。
ぶつぶつと周りの反応への対策を考えていると、学校へ着いた。
近場なので徒歩通学。
ふくらんだ鞄を支えて普段より負担の大きい右手が痺れている。
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/10/25(火) 00:08:51.67 ID:IDsp3m730
そして教室。
ようやく階段を上りきってふぅ、と息をついた男は、顔を伏せたまま席に着く。
廊下側後方なので、それほど入って距離は無かった。
しかも教室にはまだ数人しかいない。
誰にも注意を向けないよう、そして向けられないよう最新の注意を払ったかいがあり、それほど気は向けられなかったようだが。
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/10/25(火) 00:21:20.43 ID:IDsp3m730
「なぁ、お前って」
「ちょ、ちょっとトイレ」
「お、おい」
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/10/25(火) 00:34:37.90 ID:IDsp3m730
(しかしまずい・・・教室に戻るわけには行かないし・・・)
目的も無く髪をいじりつつ、無駄に言い質感に若干浸っていると、扉がついに開いた。
中から出てくるぼさぼさ髪の男子をかいくぐるように進入。
問題ない、様式であることは既に把握している。
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/10/25(火) 00:44:06.19 ID:IDsp3m730
「STが始まる直前に教室に入り、質問させる暇さえ与えなければいいんだ」
男は唸りながら考えた挙句、結局そこにたどり着いた。
チャイムがなると同時に入室。
すると、着席と同時にST、そして一時間目の授業。
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