6: ◆WPwc2pN1N6[sage]
2011/10/30(日) 16:10:37.35 ID:haqBpRgUo
少年「いえ、僕も魔法使いですから」
にこっと笑って、少年は懐から紋章を取り出して掲げた。
男(ああ、間違いない。連中がいつも身に付けているアクセサリだ)
7: ◆WPwc2pN1N6[sage]
2011/10/30(日) 16:22:46.95 ID:haqBpRgUo
B.
男はそれきりで、少年を置いていこうとしたが、少年はくっついてきた。
少年「僕は全魔連(全国魔法使い連盟)の中央本部に所属しているんです。
魔法使いの犯罪を取り締まる立場にいてですねー、
8: ◆WPwc2pN1N6[sage]
2011/10/30(日) 16:33:53.76 ID:haqBpRgUo
少年「わっ、ステーキでけぇ!」
男「隣県に農業やってるところがあるからな。
けっこう安く手に入るんだ。
木材もそう。物の中継地点で都合がいいんだな」
9: ◆WPwc2pN1N6[sage]
2011/10/30(日) 16:37:09.01 ID:haqBpRgUo
なんとなくここまで。
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2011/10/30(日) 16:50:57.72 ID:pIjKAOgh0
期待
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[sage]
2011/10/30(日) 20:35:17.73 ID:eFjar2Pfo
支援
12: ◆WPwc2pN1N6[sage]
2011/10/30(日) 20:53:51.78 ID:haqBpRgUo
男「魔法使いは暇なのか? こんなくだらない―――」
少年「食べ終わりましたので、早速支部の事務所に行きましょう。
もちろん、男さんにはついてきてほしいんですが」
13: ◆WPwc2pN1N6[sage]
2011/10/30(日) 21:03:41.13 ID:haqBpRgUo
少年はさっさと建物に入ってしまう。
男もためらったが、何、どの道今日は仕事をする気になれないし、
このまま魔法使いの本性を暴いてやれ、とばかり、足を踏み入れた。
ところが、建物内部は驚くほど、明るかった。
14: ◆WPwc2pN1N6[sage]
2011/10/30(日) 21:10:01.39 ID:haqBpRgUo
受付「支部長ですか? 失礼ですが、どちらさまで」
少年「特別中級魔法隊のものです。それと現地協力者の男さん」
受付「と、とく……?! すぐ呼んできます!」
15: ◆WPwc2pN1N6[sage]
2011/10/30(日) 21:18:00.19 ID:haqBpRgUo
奥の間に通されて、ほとんど同時に支部長はやってきた。
組織の長にしては異様に若い、ように見える。眼光が鋭い。
しかし、少年と同じように、魔法使いは若作りの術でも持っているのかもしれない。
16: ◆WPwc2pN1N6[sage]
2011/10/30(日) 21:25:10.05 ID:haqBpRgUo
支部長「昨夜のお話ですか、お恥ずかしい限りです」
少年「驚いてしまって。その件でもお伺いしたいと思っていたんです」
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