過去ログ - QB「僕が男の子と契約できないのかって?」
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187: ◆0Cw1O/qGmE[saga]
2011/11/16(水) 17:53:56.18 ID:jTZEQroD0
魔法少年「…」

エルミタ「命令だ」

魔法少年「…しかたない。どうせオレはこのザマだ。なぁ、肩を貸してくれよ」
以下略



188: ◆0Cw1O/qGmE[saga]
2011/11/16(水) 17:54:58.13 ID:jTZEQroD0
エルミタ「戦いの様子を観察する…」

魔法少女「観察?めずらしいわね。あなた、そんなに彼が心配なのかしら?」

エルミタ「子を想う親のようなものだ」
以下略



189: ◆0Cw1O/qGmE[saga]
2011/11/16(水) 21:06:51.64 ID:jTZEQroD0
【現代 3月15日 暁美ほむら 自宅】

ノリスケ「タラオちゃんが覚醒した後の行動は、すでにみなさんもご存知のとおりです」

ノリスケ「覚醒したタラオちゃんは、魔力を封じ込まれたイクラをつれて、誰にも知られることのない、はるか北の地へ…。そこで結界を張り、外界との接触を全て断ちました」
以下略



190: ◆0Cw1O/qGmE[saga]
2011/11/16(水) 21:07:29.47 ID:jTZEQroD0
杏子「ちょ…、ほむら、そんな露骨に言わなくても…」

まどか「…」

ノリスケ「そうです。言いにくいことを代わりに言っていただいて、感謝します」
以下略



191: ◆0Cw1O/qGmE[saga]
2011/11/16(水) 21:08:03.41 ID:jTZEQroD0
ノリスケ「僕の今ある存在は、カツオ君が用意した USB メモリに仕込まれた残存思念です」

ノリスケ「その僕が、美樹さんに近づくために、ちょうど近くにいたこの黒猫の身体を借りる事にしました。しかし、美樹さんの自宅に入り込むためには、アンカーとなる物が必要でした」

ノリスケ「それが、ホワイトデーの贈り物の役目です」
以下略



192: ◆0Cw1O/qGmE[saga]
2011/11/16(水) 21:08:34.15 ID:jTZEQroD0
ノリスケ「私は、あの事件のときに、タイ子も、イクラも、家族全てを失いました。その後の僕は、まるで廃人のように、ただただ毎日を、時間を浪費するだけの生活を続けていました」

ノリスケ「皮肉なものです。願いが強ければ強いほど、人は早くこの世から去って行く。僕のような生きていても意味の無い抜け殻だけの人間が、だらだらと長らえていました」

ノリスケ「しかし、ようやく最期の時を迎えようとしているとき、カツオ君と話す機会が得られました」
以下略



193: ◆0Cw1O/qGmE[saga]
2011/11/16(水) 21:09:08.29 ID:jTZEQroD0
ノリスケ「私は別れの挨拶というものが、どうにも苦手なんです。だから、何も言わないでください。そうだ、挨拶の代わりと言ってはなんですが、アルバムには私の写真もあるはずですから、探してみてくださいね。けっこう良い男ですよ?ははは」

杏子「…アルバム、ねぇ」

ノリスケ「…それではQBさん、よろしくお願いします」
以下略



194: ◆0Cw1O/qGmE[saga]
2011/11/16(水) 21:09:44.75 ID:jTZEQroD0
【最初のシーン 3月18日 墓地】

杏子「んー、この地図、わかりにくいなー。あっちがこっちで、こっちが、あ、あれ?どっち?」

まどか「杏子ちゃん、それ、逆さ…、だと思う…」
以下略



195: ◆0Cw1O/qGmE[saga]
2011/11/16(水) 21:10:19.38 ID:jTZEQroD0
まどか「はい。ほむらちゃんにも、軍手」

ほむら「ありがとう」

エイミー「ニャー」
以下略



196: ◆0Cw1O/qGmE[saga]
2011/11/16(水) 21:10:53.83 ID:jTZEQroD0
カツオ「洞察力に優れている君なら、いや洞察力だけでは説明できないが、君は気づいているはずだ。覚醒という現象と魔女との関係に」

カツオ「イクラちゃんは、本来であれば『最初の覚醒者』として記録されるべきだった。しかし、記録には残らなかった。いや、意図的に記録から削除されたと考えるべきだろう」

カツオ「それは、イクラちゃんが、男の子でも女の子でもなかったから。と、言うより、女の子、つまり魔法少女としての性質を持っていたから」
以下略



197: ◆0Cw1O/qGmE[saga]
2011/11/16(水) 21:11:19.87 ID:jTZEQroD0
まどか「はい、お線香」

杏子「あたし、ライターとか使えないんだよ。さやか、ろうそくに火をつけてくれないか?」

さやか「うん、わかった」シボッ… ジジジ…
以下略



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