過去ログ - 一方通行「青紫色の携帯電話」
1- 20
221: ◆hZ/DqVYZ7nkr
2011/12/05(月) 00:09:13.92 ID:8La7/OCFo
「そォだな……あンがとよ」

一方通行は唐突に垣根に礼を言った。

「おいおい、何だよ突然」
以下略



222: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/05(月) 00:11:07.48 ID:8La7/OCFo
〜〜〜

「そういえばさ、双子ちゃんパワー知ってるか?」

一週間の事を大抵話し尽くすと垣根が思い出した様に言った。
以下略



223: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/05(月) 00:11:56.68 ID:8La7/OCFo
話しながら飲んだ何本目かのコーヒーを一気に飲み干すとそのまま立ち上がった。

「芳川ンとこ行ってくる」

芳川のところへ行く旨を伝えると、昼ご飯の買い物をついでにしてこいと言われる。
以下略



224: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/05(月) 00:12:36.58 ID:8La7/OCFo
〜〜〜

御坂美琴は困っていた。
一方通行に決闘を申し込み、計画通り自分が死ねばきっと妹達は救える。
そう信じ、昨日00002号と別れたあと一方通行の情報を集めていたのだが、所在がわからない。
以下略



225: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/05(月) 00:13:09.31 ID:8La7/OCFo
〜〜〜

「おや、今日もサボりですか?とミサカは不良学生に声をかけます」

上条当麻は初めてミサカと出会った自販機近くのベンチに座っていた。
以下略



226: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/05(月) 00:14:00.15 ID:8La7/OCFo
「あの時、一方通行は本気で失望してたし、本気で怒ってた。垣根は人の話は最後まで聞けって怒鳴ってた。多分、なにか勘違いがあったんだ」

――なるほど、垣根さんが実験を受けたと思った一方通行が激怒……こんなところかな?

「今回の実験のことについてじゃないかもしれない、でも一方通行は決して自分の為に怒ってる様には見えなかった」
以下略



227: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/05(月) 00:15:09.63 ID:8La7/OCFo
〜〜〜

「芳川……って寝てンのか……」

芳川はデスクに上半身を預け、居眠りしていた。
以下略



228: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/05(月) 00:15:40.24 ID:8La7/OCFo
二人が芳川と一緒にいた期間はそれほど長くない。
一方通行と垣根は二歳の時に同じ研究所に放り込まれ、七歳までの五年間同じところにいた。
二人が五歳になったばかりの時、芳川は彼らの研究室に来た。
だから、一緒に過ごしたのは二年ぽっちだ。

以下略



229: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/05(月) 00:16:12.04 ID:8La7/OCFo
「昼ごはンの買い物」

「え?」

丁寧にコーヒーを淹れながら一方通行はつぶやく様に言う。
以下略



230: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/05(月) 00:17:29.15 ID:8La7/OCFo
〜〜〜

ミサカ00002号は上条との会話を垣根に報告し終えると、冷蔵庫から炭酸ジュースを取り出した。

「あれ?お金渡したよな?途中でなんも飲まなかったの?」
以下略



231: ◆hZ/DqVYZ7nkr[saga]
2011/12/05(月) 00:17:55.28 ID:8La7/OCFo
〜〜〜

芳川が一方通行と買い物を終え垣根達の家にくると、なにやら慌ただしい雰囲気であった。

「やってくれるじゃねぇか御坂美琴」
以下略



1002Res/763.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice