過去ログ - 禁書「イギリスに帰ることにしたんだよ」 上条「おー、元気でなー」
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737: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:34:11.27 ID:wF64hV+jo

食蜂は全く悪びれる様子もなく微笑むと、

「今は非常事態よぉ。雪も結構降ってるし、こんな中でどこかで迷子になっていたら、二人共凍えちゃうわぁ」

以下略



738: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:34:44.57 ID:wF64hV+jo

すると麦野は小さく溜息をついて、

「……はぁ、分かった分かった、手伝ってやるわよ。丁度暇してたとこだし、良いゲームにはなりそうだ」

以下略



739: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:35:30.04 ID:wF64hV+jo

そんな少女にイケメンは困ったような表情で、

「あー、なんかしたか俺?」

以下略



740: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:36:32.37 ID:wF64hV+jo

少女は慌てて頭を下げる。

「ご、ごめんなさい! でも、その、あの人が!!」

以下略



741: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:37:22.68 ID:wF64hV+jo

そうして縮こまっている少女の前に、また一人の少女が現れた。
年はおそらく自分と一番近い、中学生くらいだろうか。よく整った顔立ちであり、どこかカッコ良さも併せ持っている感じだ。

「何やってんのよアンタ達!」
以下略



742: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:37:56.14 ID:wF64hV+jo

人一人を崖下まで下ろすのも面倒だが、こうして諦め悪く粘られる方がもっと面倒かもしれない。
そんな事を思い始めた美琴は思い切り大きな溜息をつく。
何か食蜂の思惑通りに事を進められてしまったような気がして、妙に不愉快な気分だ。

以下略



743: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:38:54.56 ID:wF64hV+jo



***

以下略



744: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:40:22.38 ID:wF64hV+jo

「……まぁ、きっと大丈夫なんじゃねえか、あの子も」

「何だか投げやりじゃない?」

以下略



745: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:40:54.99 ID:wF64hV+jo

たぶん、場所なんかは関係ないのだろう。
側に彼女が居る。ただそれだけで、上条にとってはどんな場所でも幸せに感じる事ができる。

それならば、いっそ――――。
以下略



746: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:41:24.90 ID:wF64hV+jo



***

以下略



747: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2013/07/16(火) 17:41:53.66 ID:wF64hV+jo

一方で、美琴は口数少なく思考にふけっていた。

(……あの馬鹿)

以下略



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