過去ログ - 魔王「世界の半分はやらぬが、淫魔の国をくれてやろう」
1- 20
434: ◆1UOAiS.xYWtC[saga]
2011/12/15(木) 03:03:44.43 ID:59deYyZzo
彼女が、近づく。
上体を起こしながらベッドの上で待つ勇者へ。

縁に腰掛け、靴を脱ぐ。
踵が高くサンダルにも似て露出度の高い、勇者の世界では見かけないタイプの靴だ。
以下略



435: ◆1UOAiS.xYWtC[saga]
2011/12/15(木) 03:17:40.10 ID:59deYyZzo
答えの代わりに、彼女の体を優しく抱き寄せる。
彼女の顔が、勇者の首下へと上ってくる。
俯き気味の顔を自由な左手で持ち上げさせ、横になったまま、見つめ合う。

この世界に来て、恐らく最も長い時間付き合わせた顔。
以下略



436: ◆1UOAiS.xYWtC[saga]
2011/12/15(木) 03:28:49.47 ID:59deYyZzo
彼は、決意していた。
背負って歩んできた勇者としての旅を、嘘にしてしまわないために。
旅の仲間たちとの時間を、無駄なものとしないために。
それでも、彼は……哀しんでいた。
心を繋いだ堕女神との別れを。
以下略



437: ◆1UOAiS.xYWtC[saga]
2011/12/15(木) 04:03:13.93 ID:59deYyZzo
唇が離れる。
もはやどちらのものかとも知れない唾液が、繋ぎとめようとするように糸を引いた。

どちらとも、呼吸が荒い。
酸素を取り入れる事すら忘れ、互いの唇を、心を求め合っていたのだから。
以下略



438: ◆1UOAiS.xYWtC[saga]
2011/12/15(木) 04:33:28.86 ID:59deYyZzo
首筋へ、口を寄せる。
透き通るような、白磁のようなしみ一つ無い肌。
特に薄い首の皮からは、彼女の脈動、体温、そして肌理の細かさが伝わる。

首筋へ口付けする。
以下略



439: ◆1UOAiS.xYWtC[saga]
2011/12/15(木) 05:07:48.40 ID:59deYyZzo
指先を動かせば、応じて彼女の体が魚のように跳ねた。
むにむにと沈み込んだ指先が乳房をこね回し、乳腺を揉み解されるような快感を届けるのだ。
声帯はもはや、彼女の意思を離れている。
体の各所から届けられる快楽の信号を受け取り、声を上げるだけの淫猥な機械へと化した。

以下略



440: ◆1UOAiS.xYWtC[saga]
2011/12/15(木) 05:45:55.57 ID:59deYyZzo
右手を離し、彼女の左乳房を快楽の螺旋から解き放つ。
しかし、それは解放ではなかった。
向かう先は、彼女の秘所。
気付いていながらも、快感に溶けた心と、力の入らない四肢は、言う事を聞いてくれない。

以下略



441: ◆1UOAiS.xYWtC[saga]
2011/12/15(木) 05:47:01.73 ID:59deYyZzo
本日終了です
だが先に謝ったので今は謝らない

おやすみなさい


442:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage]
2011/12/15(木) 05:48:34.88 ID:0myEUW8vo



443:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage]
2011/12/15(木) 05:53:32.68 ID:msWTjftH0

さぁ寝るか


444:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage]
2011/12/15(木) 06:13:45.54 ID:0WMpBq1vo
おっつん
起き抜けでおっきした


1002Res/289.44 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice