289:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/07/02(月) 15:10:47.83 ID:d2wa2gKg0
結衣『あかり、泣くの我慢してた。わかる? 好きな人がデートしてる相手に会う気持ちなんて……』
ちなつ「……分かってるつもりです」
結衣『ならなんで!』
ちなつ「どんなことを言っても、私のやったことは最低なことです。それは間違いないから」
290:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/07/02(月) 15:39:26.81 ID:rFz/CKnPo
お久しぶりでした
291:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/07/02(月) 16:03:28.40 ID:QoF9ux7oo
待ってた
292:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/07/03(火) 16:32:19.50 ID:vIeYid7Jo
キテマシタワー
293:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/07/25(水) 10:39:41.52 ID:HPVNzyAu0
―あかり―
新しく部屋に置かれた鏡台の前に座りながら、長く伸びた髪に触れる。
少しだけ枝毛が増えたかななんて考えながら、頭の中に浮かんでくるイメージをどこかに送ろうと頑張る。
でも、思うと浮かび上がってくるものがあった。
294:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/07/25(水) 10:53:49.17 ID:HPVNzyAu0
あかり「なんで、なんで零れるの?やめてよ」
拭っても拭っても、涙は溢れ続けてくる。
諦めきれない涙が、もう終わってるんだと認めたがっている心に相反して流れる。
心に亀裂が入りそうだった。
295:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/07/25(水) 11:08:37.24 ID:HPVNzyAu0
気付いたら、京子ちゃんを笑顔にすることに優越感なんてなくなっていた。
ただ、京子ちゃんが必要としてくれてることよりも、あかりが京子ちゃんと一緒にいたいって思うようになってた。
中学校なんていう壁だけで、あかりが京子ちゃんから離れるなんてことあるわけなかった。
でも、京子ちゃんはあかりのこと、道具だって思ってる。
それでもいいからって、私はこういう形に落ち着いている。
296:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/07/25(水) 11:15:32.08 ID:HPVNzyAu0
自虐的な考えで、興奮した心を抑える。
だんだんと落ち着いて来るのはわかってきて、明日の学校のことを考える。
明日ですべて終わっているんだったら、それでいいよ。
そのほうが心も楽になれるから、杉浦先輩と京子ちゃんが恋仲でなくても、それに近いものになってたら……
297:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2012/07/25(水) 12:48:57.46 ID:5n91OOiI0
キテター!
298:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/07/25(水) 23:18:47.15 ID:w+VJPAfNo
キテマシター!
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