279:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/05/09(水) 15:07:53.37 ID:nE7q8kWc0
涙がもう止まらなくなってきて、それを隠すように千歳の胸に顔を埋める。
正確には千歳が抱きよせてくれた。
綾乃「でも、歳納京子の心にあの子がいること気付いたの。敵うわけないよ、こんなの卑怯だよ」
280:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/05/09(水) 23:40:08.22 ID:Rok1qktko
きてたー乙
281:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/05/10(木) 01:45:49.06 ID:pG9fD9tFo
綾乃ちゃん・・・
282:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/06/06(水) 16:07:23.94 ID:YBdo1/3I0
―京子―
ぽっかりした空間を埋めることもできない私は、ただ天井を見上げていた。
綾乃から告白されて、もしかしたらこの渇きも潤うのかもなんて思って、でも綾乃は私をすぐに拒絶した。
言っていた、綾乃は私にここまでしか近づけないって、少しだけ開いた空間。
283:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/06/06(水) 16:17:34.30 ID:YBdo1/3I0
この前の公園のことを思い出す。
ボロボロ言われて、泣いてしまったあの日。
あかりが来てくれなかった、私はどうなってたのかわからなかった。
それくらいに、私はちなつちゃんに心をボロボロにされた。
またそんなことを書かれてるのかなって、思ってメールを開けない。
284:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/06/06(水) 20:33:33.37 ID:KnGz92RNo
キテマシタワー
285:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/06/07(木) 02:20:16.17 ID:gqY3TN8Ko
キテマシタワー
286:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/07/02(月) 15:05:32.71 ID:d2wa2gKg0
その内容は、予想していたものと違いすぎていた。
もしかして、煽られてるのかなって一瞬でも考えて、でもちなつちゃんの性格を思い出して、こんな風に遠回りなことはしないって思えた。
でも、何を頑張ればいいのかなんてわからない。
わからないから、携帯を放り投げて、また同じように天井を見上げる。
287:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/07/02(月) 15:07:03.08 ID:d2wa2gKg0
京子「あかり……、あかり怖いよ」
ちなつちゃんも、綾乃も私に分かってと言っていた。
認めてって、気づいてって。
それに気づけない私が悪いのかなって、体を抱きしめる。
288:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/07/02(月) 15:08:47.16 ID:d2wa2gKg0
―ちなつ―
結衣『これでよかったの?』
その少しだけ苛立った言葉を耳に入れながら、私は今さっき京子先輩に送ったメールを思い返す。
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