過去ログ - アンリ士郎「あ、次の試合いつだっけ。」 嫁ライダー「安価で決めましょう」
↓
1-
覧
板
20
951
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海・関東)
[sage]
2012/01/19(木) 00:08:33.25 ID:xmbcmXwAO
ageるなよ、来たかと思ったじゃねえか
952
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]
2012/01/19(木) 00:41:12.84 ID:JJ5YZXrx0
あっほんとだスマン。
しかし忙しいって言ってたけど大丈夫かな?
僕鯖スレにいるのかもわかんないし心配だ。
953
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/01/19(木) 23:35:51.24 ID:TwLhxQP30
♪ r‐'´ ̄ ̄`ヽ_ __
\r< ̄`ヽ、>< ̄_\
/ `_フ ̄7´ ̄`弋ニ、__〉
. / / ⌒V´ l |`V_>
∧ | ! /| | | l l ト、
以下略
954
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/01/20(金) 15:57:42.40 ID:YeL03Idp0
真夜中を過ぎて、雨は激しさを増したようだった。
灯りを消した部屋の中は暗い。家具の輪郭さえ朧気にしかわからない。
閉めきった窓が風に揺れる。
不快な湿り気を帯びた空気が、降りやまぬ雨の気配を伝えてくる。
こんな夜更けに目を覚ましたのは、彼にしてはめずらしいことだった。
以下略
955
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/01/20(金) 15:58:45.23 ID:YeL03Idp0
たたきつけるような風が吹いて、窓が軋んだ。
耳を塞いで寝返りを打とうとした、そのときだった。
悲鳴が聞こえた。
細い悲鳴。聞き覚えのある声だ。
以下略
956
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/01/20(金) 16:01:25.74 ID:YeL03Idp0
ひんやりと湿った石造りの壁。
きつく閉ざされた小さな板窓。それなりに古い建物ではあるが、ずいぶんと荒んで見える狭い廊下。
その廊下を弱々しく照らす燭台の炎が揺れていた。
階下から風が吹きこんでいるのだと、すぐに彼は気づいた。
悲鳴はもう聞こえない。窓の軋む小刻みな音だけが激しくなる。
以下略
957
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/01/20(金) 16:02:05.93 ID:YeL03Idp0
しかし男の顔は蒼白で、その身体はひどく震えている。
ひどく、そしてあまりにも不自然な姿である。
「こんな夜更けに何の用かの?茶でも欲しいのかな?」
以下略
958
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/01/20(金) 16:05:03.88 ID:YeL03Idp0
ただでさえか細い男の声は、雨音にまぎれてほとんど聞き取れない。
彼は、奇妙な気配に惹かれ服が濡れるのにかまわず、開け放たれた窓に歩み寄った。
厚い雲に覆われた空は一面の闇だった。
灯りも窓の外までは届かない。水煙と雨に遮られて、視界はほとんどないに等しい。
以下略
959
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/01/20(金) 16:07:17.02 ID:YeL03Idp0
動きを止めた彼の身体の中で、なにかの臭いを嗅ぎつけたように、蟲どもが鳴いた。
その動きにつられるように、彼は視線を落とし、そのときようやくそれに気づいた。
声をあげることもできなかった。
自身をこれほどまでに怯えさせたものは、彼の足下にあった。
そして開け放たれた窓の真下に、先程怯えていた男がいた。
以下略
960
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/01/20(金) 16:08:17.16 ID:YeL03Idp0
みんな久しぶり。
20時に更新再開するよー。
1002Res/309.88 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - アンリ士郎「あ、次の試合いつだっけ。」 嫁ライダー「安価で決めましょう」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1323257701/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice